「 党利のため衆院を中選挙区に戻そうとする与党を糾弾する 」
『週刊ダイヤモンド』 2001年3月24日号 オピニオン縦横無尽 第389回 政治の迷走ぶりは目に余るが、この混迷局面で選挙制度を変える動きが急浮上している。今の国会会期中に中選挙区制に戻すというのだ。 まさか、時代に逆行するそんなことはしないだろうというのは現与党執行部を甘く見すぎているのだ。 なんといっても、彼らは昨年、参議院選挙制度を強引に非拘束名簿方式に変えてしまった人びとだ。…
「 司法書士らに法律事務を開放することこそ急務 弁護士過疎解消の試みは本当に歓迎すべきことか? 」
『SAPIO』 2001年3月28日号 司法改革が日本を変える 第10回 いま弁護士過疎が大きな問題となっている。大都市に住む者だけが法的サービスを享受でき、地方に住む者は法律相談さえもままならないということが現実に起きているのだ。そこでようやく日弁連と各弁護士会が中心となり、過疎地域へ公設法律事務所がつくられはじめた。今回は弁護士過疎の問題点を考える。 昨年11月に政府に提出された司…
「 拉致問題と経済支援にみる対北朝鮮政策での日米間の差 」
『週刊ダイヤモンド』 2001年3月17日号 オピニオン縦横無尽 第388回 拉致問題を米国政府と世論に訴えるために訪米した横田めぐみさんのご両親らが3月4日帰国した。一行は約1週間の米国滞在中に、米国議会関係者、朝鮮半島問題専門家、マスコミ関係者らとの会合、会見をこなした。一言でいえば“非常に手応えがあった”旅だったという。 一行と会見した国務次官補代行のトマス・ハバード氏は、米朝交渉の…
「 省庁は『再編』していない 」
『Voice』 2001年4月号 竹中平蔵・櫻井よしこ連載対談 目を覚ませ、日本人 第4回 森首相は省庁再編の意味を理解していない 竹中:梅原猛さんが『将たる所以』という本を書いています。そのなかに、聖徳太子から始まる日本のリーダーたちの例を挙げながら、リーダーに必要な要素といいますか、まさに将たる所以を著しています。第一に、洞察力をもっていること。将来を見通す力と言い換えられます。第二に…
「 日本道路公団は第二の国鉄となる前に国民の声を真摯に聞け 」
『週刊ダイヤモンド』 2001年3月10日号 オピニオン縦横無尽 第387回 九州大分県の幼馴染から相談事の電話がかかってきたのは約2年前だった。ミカン農家の岡本栄一さんだ。北九州市と鹿児島県を結ぶ日本道路公団の東九州自動車道が、自分のミカン畑を二分するルート状に計画されている。社会のために役立つ道路なら自分のミカン畑を差し出すのも厭わないが、どう考えてもこの計画はおかしい、力になってくれる人…













