「 ポスト・フセイン政権での主導権争いに動く各国 その冷徹な外交に学ぶとき 」
『週刊ダイヤモンド』 2003年4月19日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 490回 サダム・フセイン政権の象徴の一つ、バグダッドの共和国宮殿に4月7日、米軍が進攻した。 戦いが予想よりも早期に終結するとの観測が流れ、米国では、フセイン後のイラク復興計画における責任者の人選が進行中だ。 米英軍の勝利が近づきつつある今、イラク戦争に強く反対したフランスなどは、ポスト・フセイン政権で…
「 情報操作に惑わされるな 行ってこの目で確かめた『反戦デモ』の誇大報道 」
『週刊ダイヤモンド』 2003年4月12日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 489回 対イラク戦争は、すさまじい情報戦である。そのなかで何を信ずることができるのか、何が真実なのかを判ずるのは容易ではない。 情報の受け手である一般読者や視聴者は、事実に近づくときに少なくとも2つの壁があると考えるべきだ。 第1の壁は、米英そしてイラクの当事者国政府による情報操作の壁である。 ベトナ…
「 出でよ、第二の矢祭町 統一地方選は住基ネットと市町村合併見直しの好機 」
『 週刊ダイヤモンド 』 2003年4月5日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 488回 今日は少し嬉しくなる話だ。福島県矢祭町の女性から手紙をいただいた。 「政治は特別の人のものというような日本のなかで、ここには本物の地方自治があるような気がいたしました。このことをお伝えしたく、失礼かとは思いましたが、新聞のコピーも一緒に送付させていただきます」 茶封筒の中身を読んで、しみじみと、日…
「 日本は『過去の教訓』を生かし戦争終結後の貢献に準備せよ 」
『週刊ダイヤモンド』 2003年3月29日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 487回 日本時間の3月18日午前10時から、ブッシュ米大統領が演説した。約20分間の演説は、フセイン父子に48時間内の亡命を求める、文字どおりの最後通告だった。 亡命が実現する気配がないため、小欄がお手元に届くころには、米・英・スペイン連合にオーストラリア、ポーランドなどが参加するイラク攻撃が始まっている…
「 日本を脅かす中国の存在もまた“米国支持”が必要な理由 」
『 週刊ダイヤモンド 』 2003年3月22日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 486回 北朝鮮の発射したシルクワームの改良型ミサイルが、日本に与える軍事的脅威は小さくとも、長い目で見た場合の政治的影響は大きい。 射程110~160キロメートルといわれる同ミサイルの発射は、金正日政権の生残りへの戦いが、旧式の軍事装備を利用して、いかに政治的な副次効果を生み出していくかにあることを示…













