櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

コラム

2004.04.08 (木)

「 日本が譲れば、中国は驕る 」

週刊新潮 2004年4月8日号 日本ルネッサンス   第111回  台湾の陳水扁総統は、中国は、こちらが譲れば、さらにより多くを要求してくると述べたが、1972年の日中国交樹立以来の尖閣諸島に関する発言からもそれは明らかだ。 その意味で3月24日に尖閣諸島に不法上陸した中国人7人を、十分な取り調べもせずに送り返したことは、深刻な間違いだった。中国側の思惑に日本がさらに翻弄されていく結…

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2004.04.03 (土)

「 事実上プライバシー保護に役立たないにもかかわらず出版禁止決定の政治的意味 」

週刊ダイヤモンド  2004年4月3日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 537 『週刊文春』と田中家の長女の争いで、東京地方裁判所の大橋寛明裁判長、金子直史、塚田奈保両裁判官の下した決定は、どう考えてもスッキリしない。同時に、今回の裁判が言論、報道の自由を狭める結果につながることを、私は非常に危惧している。 田中家の長女のプライバシーを守るために、大橋裁判長らは「出版禁止」という…

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2004.04.01 (木)

「 東大総長vs千葉商科大学長 」

週刊新潮 2004年4月1日号 日本ルネッサンス   第110回 2人の学長の、道路公団民営化案への評価が対照的である。加藤寛千葉商科大学学長と、佐々木毅東京大学総長である。両学長は各々、『産経新聞』(3月12日)の『正論』と『東京新聞』(3月14日)の『時代を読む』に寄稿した。 両論文は、しかし、比較以前のもので、「小泉首相は『ショウグン』になれるか」と題された加藤論文は失礼ながら…

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2004.03.27 (土)

「 テロとは闘うしか方法はない スペインの政権交代は真に平和の道につながるか 」

週刊ダイヤモンド  2004年3月27日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 536 スペインのマドリードで200人もの命を奪った列車同時爆破テロが、国際テロ組織アルカーイダの犯行であることは、ほぼ間違いなさそうだ。 当初疑われたスペインの武装テロリストグループ、ETA(バスク祖国と自由=北部バスク地方の分離・独立を主張する組織)は、過去36年間の活動を通して、主として政府や司法…

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2004.03.25 (木)

「 反米韓、親北が弾劾の引金 」

週刊新潮 2004年3月25日号 日本ルネッサンス   第109回 韓国の政治はサッカーのようだといわれる。過熱して我を忘れ暴走するというのだ。 3月12日、盧武鉉(ノムヒョン)大統領は政権発足1年で韓国憲政史上初の弾劾案可決に見舞われ、職務執行停止に追い込まれた。弾劾案が可決されたときの韓国議会の映像は、議員が床に転がり泣き叫び、投票箱が投げとばされる類のものだった。その場面が…

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