「海上自衛隊”武器制限 ソマリア派遣”に異議あり」
『週刊新潮』’09年2月5日号 日本ルネッサンス・拡大版 第348回 櫻井 ソマリア沖に横行する海賊退治に国際社会が力を結集しつつあります。中国は昨年暮れに軍艦2隻と補給艦を合わせた3隻の派遣を決め、すでに「大国」としての働きを開始しています。韓国も軍艦の派遣を決めました。他方、日本は3月末あたりを目処に海上自衛隊を送りたいと議論しています。 そこで、民主党副代表で、安全保障の専門家でもいらっ…
「オバマ大統領の就任演説は期待はずれ 対日政策と環境政策に多大な懸念」
『週刊ダイヤモンド』 2009年1月31日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 774 1月21日午前2時(日本時間)のバラク・オバマ米国新大統領の就任演説は期待はずれだった。メディアでは米国も日本も、新大統領への期待値を高めるばかりの報道が目立ったが、大統領のメッセージにはその熱狂に応えるだけの大戦略も力強さも欠けていた。 新政権の評価は、まず、100日間、仕事をする…
「深刻化する国家と非国家の戦い」
『週刊新潮』’09年1月29日号 日本ルネッサンス 第347回 パレスチナ自治区のガザ攻撃を続けてきたイスラエルが、17日夜、一方的に停戦を宣言した。米国のブッシュ大統領は、20日の任期切れ直前に、ようやく停戦を実現させたわけだが、死者は幼い子供や女性、お年寄りを含めて1,300人を超えた。 イスラエル軍の攻撃対象だったイスラム原理主義組織のハマスは、一時的に戦闘能力を低下させたものの、潰滅…
「迫る新型ウイルスの“大災害” 遅過ぎる日本政府の対策準備」
『週刊ダイヤモンド』 2009年1月24日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 773 インフルエンザ治療薬、タミフルが効かない耐性ウイルスが急増している。米国で昨年秋に実施した50試料対象の調査では、じつに98%が耐性ウイルスだったという(「読売新聞」1月13日付夕刊)。 日本はすでに2,800万人分のタミフルを備蓄ずみだが、ウイルスの素早い変化(ドリフト)への対応に失敗すれば多…
「新型ウイルスに日本の無策」
『週刊新潮』’09年1月22日号 日本ルネッサンス 第346回 春節(中国のお正月)を前にした1月5日、19歳の中国人女性が北京市内で鳥インフルエンザにより死亡した。彼女は強毒性のH5N1型ウイルスに感染していたのだ。 日本の専門家は、「同件で最も重要なのは、大都会北京で強毒性ウイルス(H5N1型)感染の犠牲者が出たこと」だと指摘する。人口1,600万の都市に強毒性のウイルスが存在することの…













