特集 「 『集団自決に軍命はなかった』と口に出せない沖縄『言論封鎖社会』 」
『週刊新潮』 2009年7月16日号 日本ルネッサンス・拡大版 第370回 沖縄で生まれ育った上原正稔氏は、長年、沖縄戦を取材してきた。戦争という極限状況は、個々の人間の真の姿を、否応なく剥き出しにする。醜さとともに、至高の美しさも見せてくれる。その人間模様に魅せられて、上原氏は、ドキュメンタリー作家として戦争下の人間の行動を追ってきた。 沖縄戦の悲惨さが際立つ理由のひとつは…
「 自民党よ、負けるなら潔く負けよ 民主党と議論を戦わせて 」
『週刊ダイヤモンド』 2009年7月11日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 796 自民党が内紛状態である。麻生太郎首相が党人事刷新の構えを見せれば、党長老も反麻生派も反対する。「麻生首相では選挙は闘えない」として、総選挙前の総裁交代を目指して、総裁選挙を行なえとの要求も広がっている。 自民党には、すばらしい人材も多いが、このような状況では人材がいたとしてもその力の生かしようがな…
「 『すべての子どもに教育を』の信念で建てられた日本初の公立小学校 」
『週刊ダイヤモンド』 2009年7月4日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 795 明治新政府は誕生まもない時期から公立学校を設立し、国民教育に力を入れたが、日本で初めての公立小学校は、新潟県小千谷市で開校した。振徳館と通称された公立小千谷校は、山本徳右衛門という地元の豪商が私財を投げ打ってつくった。私事ながら、小千谷は私の母の生まれ故郷であり、私もひと月あまり住んだことがある。 …
「 藩校サミット、現代の殿様勢揃い 」
『週刊新潮』 2009年7月2日号 日本ルネッサンス 第368回 6月20日の土曜日、新潟県長岡市で、かつての大名家の末裔の方々30人が集い、「藩校サミット」が開かれた。藩校サミットは、2002年に、「日本の学校教育発祥の地」ともいわれる、東京お茶の水の湯島聖堂で始まった。 時代が変われば人も事物も変わるとはいえ、あまりにもいまの日本は日本らしくない佇まいになってしまった。だからこそ、かつ…
「 核兵器を増強する中国がいて米国の軍縮宣言は喜べない 」
『週刊ダイヤモンド』 2009年6月27日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 794 米国のオバマ大統領がチェコのプラハで「核兵器のない世界を目指す」と表明したのは今年4月5日だった。同発言を歓迎して日本では6月16日、衆議院が核廃絶の決議案を全会一致で採択した。素直といえばあまりに素直な日本の反応とは対照的なのが、国際社会の反応だ。 オバマ提案に対して、米国内には厳しい…













