「 『道路独裁』が問う道路改革の真実 」
『週刊新潮』 2009年10月15日号 日本ルネッサンス 第382回 久し振りに読みごたえのある本に出会った。「朝日新聞」経済グループの記者、星野眞三雄(まさお)氏の『道路独裁 官僚支配はどこまで続くか』(講談社)である。 氏は6年前に断行された小泉政権の「道路改革」を取材した記者である。なぜ、いま、6年前の道路改革を取り上げるのか。理由は簡単だ。道路民営化が偽物だったからだ。偽りの改革か…
「 自由と民主主義を守る台湾に“一条の希望”の立法院補欠選挙 」
『週刊ダイヤモンド』 2009年10月10日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 808 9月27日、台湾西南部の雲林県で立法院補欠選挙が行われ、台湾人の政党、民進党が大勝利した。 国民党の議員が先の総選挙で票を買収し、当選無効とされたことを受けての今回の補選では、中国系の国民党の公認候補、国民党系の無所属候補、民進党の公認候補の3人が競った。 民進党の劉建国氏の得票は74,30…
「 危うし、民主党国防政策の揺らぎ 」
『週刊新潮』 2009年10月8日号 日本ルネッサンス 第381回 日本最西端の国境の島、与那国島は沖縄本島から約500キロ、九州南端の鹿児島からは約1,000キロも離れている。長径1,000キロとは、東京を基点に北に向かえば北海道の名寄、紋別、網走まで、西に向かえば本州、九州を飛び越して種子島までの距離である。 この広い海域に点在する島々が、日本の排他的経済水域を広大ならしめ、日本を世界第6…
「 温室効果ガス25%削減で国民はいくら負担するのか 」
『週刊ダイヤモンド』 2009年10月3日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 807 日本時間の9月22日夜、鳩山由紀夫首相はニューヨークの国連本部で開かれた国連気候変動首脳会合の開会式で演説した。2020年までに温室効果ガスを1990年比で25%削減するという中期目標を表明した。 目標値達成は、全ての主要国の参加による意欲的な目標の合意が前提となるとの条…
「 特集 国防最前線を担う最果ての島『与那国』ルポ 」
『週刊新潮』 2009年10月1日号 日本ルネッサンス 拡大版 第380回 「国境」が危ない」 【後編】 9月2日、尖閣諸島の上空を飛んだ。海原に浮かぶ日本固有の領土の周辺海域には海上自衛隊の船と海上保安庁の船が巡回していた。中国が東シナ海で着々と開発を進めるいま、この美しい海は中国の侵食から日本を守る緊張の海でもある。 尖閣諸島とともに、日本の国境を形成するのが与那国島だ。日本列島最西端に…













