櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

コラム

2012.06.21 (木)

「 日印で微妙に異なる対米対露観 」

『週刊新潮』 2012年6月21日号 日本ルネッサンス 第514回 6月3日と4日、シンクタンク「国家基本問題研究所」(国基研)とインドの「ビベカナンダ国際財団」の間で交わされた日印協力の討論では、「アジアの協調」(Asian Concert)の重要性が強調された。他方、アジア協調の大きな枠組みについて、日印間の微妙な認識の相違も明らかになった。端的に言えば、米国とロシアの位置づけである。対中…

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2012.06.16 (土)

「 寬仁さまが語られた『天皇と皇室典範』論 」

『週刊ダイヤモンド』   2012年6月16日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 940 三笠宮寬仁(みかさのみや・ともひと)親王殿下が6日、薨去(こうきょ)された。気概ある方だったと思う。 2006年に私は『皇室と日本人』という本を、寬仁さまと共著の形で出版させていただいたが、同書はその前年の殿下との対談を反映させたものだ。対談の焦点は、当時、小泉純一郎内閣の下で有識者会議が女系天…

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2012.06.14 (木)

「 日印協力を妨げる日本の憲法体制 」

『週刊新潮』  2012年6月14日号 日本ルネッサンス 第513回 6月3日から丸2日間、シンクタンク「国家基本問題研究所」(国基研)とインドの「ビベカナンダ国際財団」(VIF)による「日本とインド、いま結ばれる民主主義国家―アジア太平洋の安全と安定のために」と題した共同研究で討議を行った。2日目の公開セミナーは有料だったが、椅子が追加されるほど盛況だった。 日印協力への関心の高さは、中国…

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2012.06.09 (土)

「 中国のスパイ活動は巧みで包括的 急務の法整備と危機意識の覚醒 」

『週刊ダイヤモンド』  2012年6月9日 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 939  諜報活動をしていた疑いのある在日中国大使館の一等書記官(45歳)に警視庁公安部が出頭を要請したが、同氏はすでに出国していたことが報じられた。「朝日新聞」は5月30日の朝刊で一等書記官を「李春光」と特定した。 出頭要請の表向きの理由は外国人登録証の不正使用である。李書記官は身分を偽って2008年に葛飾区…

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2012.06.07 (木)

「 沖縄の二大紙が報じない県民の声 」

『週刊新潮』 2012年6月7日号 日本ルネッサンス 第512回 沖縄の二大紙、「琉球新報」と「沖縄タイムス」を幾十年か、記憶に定かでない程の年月、購読している。 感想を率直にいえば、両紙はもはや新聞ではないと思う。理由の第一は、両紙がまったく同じ記事を掲載することが少なからずあることだ。社説まで一言一句違わないという印象さえ抱いてしまう。手元の直近の紙面でいえば、第6回太平洋・島サミットの5…

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