「 再選後初の外遊先をタイ、ミャンマー、カンボジアとしたオバマ外交の真意 」
『週刊ダイヤモンド』 2012年12月1日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 963 再選されたオバマ大統領がタイ、ミャンマー、カンボジアの三カ国を、再選後初の外遊先として選んだことの意味を考えてみる。 新聞には大統領がアウンサン・スーチー氏の肩を抱いて微笑する写真が掲載され、この一葉の写真そのものが非常に大きな政治的メッセージとなった。それはオバマ政権は二期目も、ア…
「 明確な政策を掲げて選挙を戦い 強く賢い自主独立の国づくりを 」
『週刊ダイヤモンド』 2012年11月24日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 962 11月14日の党首討論は野田佳彦首相が仕掛けた大技だった。それは党首討論という次元のものではなく、首相の捨て身の戦いだった。しかも相手は自民党ではなく、党内反対勢力だったと考えてよいだろう。 首相のやることなすことすべてに反対するのは野党ではなく、党内勢力だった。彼らは環太平洋戦略…
「 法王が期待する日本の役割 」
『週刊新潮』 2012年11月22日号 日本ルネッサンス 第535号 11月13日、参議院議員会館の講堂は熱気に溢れていた。チベットのダライ・ラマ法王14世を迎えて「普遍的責任と人間の価値」の講話を聞く会が、国会議員134名、代理98名の計232名の出席で開かれたのだ。当初、約100名と見られていた議員の出席が大幅に増え、急遽会場を国際会議室から講堂に移しての開催だった。 これまで欧…
「 クリントン国務長官の退任後懸念されるオバマ政権の中国政策 」
『週刊ダイヤモンド』 2012年11月17日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 961 2期目のオバマ政権の最重要課題の一つが、領土拡張の野望を隠さず、米国に挑む中国への向き合い方である。とりわけ注目すべきはクリントン国務長官が言葉通り来年1月に退任する場合のオバマ政権の中国政策である。 中国の習近平新体制の目指すところは依然として不明瞭だ。9月に突然、習氏が約2週間にわた…
「 国会議員が初めて法王を迎える 」
『週刊新潮』 2012年11月15日号 日本ルネッサンス 第534回 「日本の政治家として、ここはきちんとやろう」 長年チベット問題に関わってきた民主党の牧野聖修氏が発言すると、自民党の下村博文氏が応えた。 「チベット仏教を守り通して世界の尊敬を集めている法王を、堂々とお迎えするのが真っ当な国としての作法だ。私たちは今年4月にロブサン・センゲ首相を91名の議員でお迎えした…













