「 吉田清治氏長男、父親の謝罪碑書き換え 」
『週刊新潮』 2017年6月1日号 日本ルネッサンス 第755回 5月19日、インターネット配信「言論テレビ」の番組「言論さくら組」でジャーナリストの大高未貴さんがスクープを披露した。 「言論さくら組」は今年2月に発足した、物言う若手女性たちの一団が出演する番組である。私自身は若くないが、頼もしく勇気のある女性、世の中の不条理に疑問を感じ、そのことについて思い込みで判断するのではなく…
「 自衛隊は違憲のまま放置すべきでない 国際情勢の厳しい今こそ改正へ歩みを 」
『週刊ダイヤモンド』 2017年5月27日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1183 安倍晋三首相が、憲法改正の直球を投げた。現実主義の極みを行くその提言で、停滞しきっていた憲法改正論議が賛否両論共に、俄かに活性化した。 首相は5月3日の「読売新聞」紙上で単独インタビューとして改正への斬新な考えを披瀝した。同日午後には「民間憲法臨調」などが主催する「公開憲法フォーラム」…
「 首相提言で改憲論の停滞を打破せよ 」
『週刊新潮』 2017年5月25日号 日本ルネッサンス 第753回 停滞の極みにある憲法改正論議に5月3日、安倍晋三首相が斬り込んだ。➀2020年までに憲法改正のみならず、改正憲法を施行したい、➁9条1項と2項を維持しつつ、自衛隊の存在を明記したい、➂国の基(もとい)は立派な人材であり、そのための教育無償化を憲法で担保したい、という内容だ。 それまで弛緩しきっていた憲法改正に関する…
「 経済政策の具体論見えない共産党 共闘の民進党ともに描けぬ明るい展望 」
『週刊ダイヤモンド』 2017年5月20日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1182 連休中に読んだ『共産主義の誤謬』(福冨健一著、中央公論新社)がためになった。民進党が日本共産党と選挙協力を深めようとするいま、共産党が一体どんな政策を実現しようとしているのか、知っていればきっと役に立つ。 皇室については「一人の個人が世襲で『国民統合』の象徴となるという現制度は民主主義お…
「 離党後、真価が問われる長島氏 」
『週刊新潮』 2017年5月18日号 日本ルネッサンス 第753回 「言論テレビ」で衆議院議員の長島昭久氏が語った。これまで幾度か、離党の意向を示して揺れた氏が本当に民進党を離党した。決断は如何にしてなされたか。 「蓮舫氏が代表選挙に出た昨年9月、私は共産党との関係を白紙に戻すことなどを要請しました。しかし、蓮舫氏は何もしませんでした」 民進党は「次の選挙」や「国会の次の質問…













