櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

コラム

2021.01.14 (木)

「 他人事ではない中国の「見えない手」 」

『週刊新潮』 2021年1月14日号 日本ルネッサンス 第933回 米国の歴代大統領は退任後すぐに回顧録を出すのが習性となっている。読者は世界中に存在し、最初からミリオンセラーが約束されている。出版契約料が日本の標準では考えられないほど高額なのも当然かもしれない。たとえばオバマ前大統領夫妻は6500万ドル(約68億円)を得た。私はこの余りの高額に驚きを超えて笑ってしまったが、それでも各大統…

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2021.01.07 (木)

「 新年の読書は『天皇の国史』だ 」

『週刊新潮』 2020年12月31日・2021年1月7日合併号 日本ルネッサンス 第932回 冬至がすぎ、新年が近づいてきた。新しい年がどんな年になるか、それは私たち日本人次第だ。 世界情勢の大混乱はどの国をもいためつけている。日本だけが武漢ウイルスの攻撃に晒されているわけではない。他方、ウイルスを撒き散らした中国は、いち早く経済再生をはかり、一番得をしているように見える。だが、彼ら…

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2020.12.24 (木)

「 統一朝鮮の核、日本の真の危機だ 」

『週刊新潮』 2020年12月24日号 日本ルネッサンス 第931回 日本が位置する北東アジア地域はいまやミサイルの密度でいえば欧州よりも高く、世界一危険な地域である。核兵器についても同様だ。 中国、ロシア、そして北朝鮮。全て核保有国だ。 一番近い半島国家、韓国と北朝鮮が万が一にでも統一すれば、南北合わせて180万の軍隊が出現する。しかも核とミサイルを保有し、日本を射程にとらえ…

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2020.12.17 (木)

「 中国のTPP横取りを許すな 」

『週刊新潮』 2020年12月17日号 日本ルネッサンス 第930回 中国の手法は時代が変わっても変わらない。一番賢いのは策略を巡らして相手を出し抜くことだと信じる民族は、政治体制が王朝であろうと共産党独裁であろうと、同じ発想で問題解決に当たる。その中国に、いま、日本は最大の警戒心を抱かなければならない。 彼らは長い年月をかけて米国を完全に騙した。その結果、念願の世界貿易機関(WTO…

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2020.12.10 (木)

「 米新政権下、日本の気概が問われる 」

『週刊新潮』 2020年12月10日号 日本ルネッサンス 第929回 米国大統領選挙の結果はまだ正式には確定されていない。とはいえ、ジョー・バイデン前副大統領は人事を筆頭に政権構想を次々に発表し始めた。他方、トランプ大統領は選挙での不正投票を巡る法廷闘争に関して弱気に転じており、巻き返しの見通しは明るくない。 この間の11月12日、菅義偉首相はバイデン氏と電話会談をし、バイデン氏は尖…

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