櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

コラム

2026.05.14 (木)

「 核論議なき安保政策論はもはや無意味 」

『週刊新潮』 2026年5月7・14日合併号 日本ルネッサンス 第1194回 知っている人は知っている話なのだが、約4年前、人類は第三の「広島の悲劇」に直面するかもしれない危機の中にあった。 2022年9月のことだ。その年の2月にウクライナを侵略したプーチン大統領のロシア軍は、ウクライナ東部のハルキウ州を占領した。ウクライナは予想外の力を発揮してキーウから反撃を開始し、精鋭の機甲部隊…

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2026.04.30 (木)

「 皇室を狙う情報工作は中国発だった 」

『週刊新潮』 2026年4月30日号 日本ルネッサンス 第1193回 国際社会が動乱の真っ只中にある今、わが国の依って立つ基盤、国民統合の核となり得るのは皇室以外にはないだろう。阪神・淡路大震災、東日本大震災と大津波。どんな国難のときも皇室の御存在が日本国の求心力となり、混乱の中にも人々の心を前向きに励まし奮い立たせて下さった。 皇室の御存在のその意義を日本人よりもよく知っているのは…

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2026.04.23 (木)

「 米イ戦の隙間で蠢く中国人民解放軍 」

『週刊新潮』 2026年4月23日号 日本ルネッサンス 第1192回 4月11日、パキスタンの仲介で始まった米国とイランの停戦交渉は一旦打ち切られた。焦点のひとつ、ホルムズ海峡の航行に関して、イランの革命防衛隊は人民元か暗号資産で一隻あたり約3億円を払えば通航させる仕組みを継続するとし、片やトランプ米大統領は不法な通航料を支払った船舶は米軍が拿捕するとSNSで発表した。米・イ交渉の行方は予…

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2026.04.16 (木)

「 中露イランを結ぶ異形の価値観 」

『週刊新潮』 2026年4月16日号 日本ルネッサンス 第1191回 歴史の捏造をはじめ、中国とロシアには幾つもの目に余る悪しき共通点がある。そのひとつが「子供の拉致」だ。 国連の独立国際調査委員会は今年3月10日、ウクライナを侵略中のロシアがこれまでに2万人のウクライナの子供を連れ去り、ロシアとベラルーシに違法に送ったと発表した。事件にプーチン大統領が「直接関与」しているのは「当初…

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2026.04.09 (木)

「 日本の国益は米・イスラエル支援だ 」

『週刊新潮』 2026年4月9日号 日本ルネッサンス 第1190回 風雲急を告げるとは今の状況を言うのだろう。トランプ米大統領は中東に追加部隊を送り続けており、佐世保基地からは強襲揚陸艦「トリポリ」が、沖縄県のキャンプ・ハンセンからは第31海兵遠征部隊が到着した。さらに米海軍の強襲揚陸艦「ボクサー」も、陸軍第82空挺師団も投入されると見られる。 イラン側は、強硬派の中の強硬派と評され…

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