櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

コラム

2019.02.16 (土)

「 柔軟路線へ移行する米国の対北朝鮮政策 日本にとっても朝鮮半島外交は正念場だ 」

『週刊ダイヤモンド』 2019年2月16日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1267  トランプ米政権の北朝鮮担当特別代表、ステファン・ビーガン氏が、その職に就いて5カ月、初めて公式の場で講演した。 1月31日、スタンフォード大学での講演で明確になったのは、トランプ政権の対北朝鮮政策の進め方が変わるということだ。一口にいえば、北朝鮮が核廃棄を明確な形で成し遂げない限り見…

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2019.02.14 (木)

「 米国は貫徹できるか、厳しい対中政策 」

『週刊新潮』 2019年2月14日号 日本ルネッサンス 第839回 2日間にわたる米中閣僚級貿易協議が終わった1月31日、トランプ米大統領は中国代表団を率いる劉鶴副首相と会談した。トランプ氏は、「極めて大きな進展があった」とし、中国が米国の大豆500万トンの輸入を約束したことについて「アメリカの農家がとても喜ぶだろう」と上機嫌で語った。 中国による大量のオピオイド系鎮静剤、フェンタニ…

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2019.02.09 (土)

「 脆くも崩れ去りかねない日露外交 河井発言は軽率のそしりを免れない 」

『週刊ダイヤモンド』 2019年2月9日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1266  この一言で元々脆い日露交渉が積木崩しのようになっていくかもしれない。そう感じたのが自民党総裁外交特別補佐、河井克行氏の発言だ。 氏は1月8日、米ワシントンの政策研究機関で「中国に対抗するため」日露平和条約が必要で、同条約締結に米国の理解を求める旨、語ったという。 安倍晋三首相は、米国…

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2019.02.07 (木)

「 月を独り占め、中国が始める宇宙戦争 」

『週刊新潮』 2019年2月7日号 日本ルネッサンス 第838回 都会の真ん中に住んでいても美しい月に見とれる夜がある。38万キロ離れた地球から眺める月は、欠けていても満ちていても冴え冴えと美しい。満月のとき、目を細めてじっと見れば、平凡な言い方だが、そこには明らかにうさぎがいる。 いまその月面で人工物がひとつ走り回っている。中国の探査車「玉兎」である。 1月3日、中国の月探査…

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2019.02.02 (土)

「 対露外交は希望的観測を持つことなく厳しい要素を過小評価しないのが大事だ 」

『週刊ダイヤモンド』 2019年2月2日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1265  「心配が現実になった」と感じた日露首脳会談だった。1月22日、日本時間の夜8時45分から小1時間遅れで始まった日露首脳会談は、約3時間続いた。 その後、安倍晋三首相とウラジーミル・プーチン大統領の共同記者会見が行われたが、中継画像で両首脳が会見場に入った姿と表情から不首尾は瞬時に見てとれた…

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