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「 大目標を共有する勢力の結集が衆議院議員選挙後の大きな課題 」

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2012.12.15 (土)

「 大目標を共有する勢力の結集が衆議院議員選挙後の大きな課題 」

『週刊ダイヤモンド』   2012年12月15日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 965 12政党が林立する衆議院議員選挙が眼前に迫っている。各政党の名前や各党の政策の詳細も不確かなまま、投票する人は少なくないだろう。 そんな中、12月6日の各紙は選挙予測を報じた。大筋において自公が過半数を取り、民主が100議席を割り得るとの見方だ。小選挙区制では信頼を失った党は議席を…

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2012.12.08 (土)

「 『TBS映像事件』はテレビ等の偏向報道を示唆してはいないか 」

『週刊ダイヤモンド』   2012年12月8日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 964 ネットを見なければわからないニュースがある。その中でもごく最近驚いたのが、TBSによる悪質としか言えない映像の「誤使用」である。 11月16日放送の、みのもんた氏の「朝ズバッ!」で、痴漢事件で逮捕されたNHKのアナウンサーの件を報道する映像の中に、安倍晋三自民党総裁の笑顔がごく短い時…

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2012.12.06 (木)

「 中国の脅威を前に国防軍の必要性 」

『週刊新潮』 日本ルネッサンス 2012年12月6日号 第537回 12月16日の衆議院選挙は、日本周辺に押し寄せる危機に、自主独立国としての日本が如何に対処するか、その基本方針を問う選挙であってほしい。各政党は経済やエネルギー問題とともに、わが国の国防体制の脆弱性を是正する方途を語らなければならない。しかし、民主党も一部メディアも自民党と安倍晋三総裁の「国防軍創設」論への批判を強めながら…

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2012.12.01 (土)

「 再選後初の外遊先をタイ、ミャンマー、カンボジアとしたオバマ外交の真意 」

『週刊ダイヤモンド』   2012年12月1日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 963 再選されたオバマ大統領がタイ、ミャンマー、カンボジアの三カ国を、再選後初の外遊先として選んだことの意味を考えてみる。 新聞には大統領がアウンサン・スーチー氏の肩を抱いて微笑する写真が掲載され、この一葉の写真そのものが非常に大きな政治的メッセージとなった。それはオバマ政権は二期目も、ア…

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2012.11.24 (土)

「 明確な政策を掲げて選挙を戦い 強く賢い自主独立の国づくりを 」

『週刊ダイヤモンド』   2012年11月24日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 962 11月14日の党首討論は野田佳彦首相が仕掛けた大技だった。それは党首討論という次元のものではなく、首相の捨て身の戦いだった。しかも相手は自民党ではなく、党内反対勢力だったと考えてよいだろう。 首相のやることなすことすべてに反対するのは野党ではなく、党内勢力だった。彼らは環太平洋戦略…

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2012.11.01 (木)

「 鳩山氏、最高顧問に返り咲きの仰天 」

『週刊新潮』 2012年11月1日号 日本ルネッサンス 第532回 民主党の政策や人事に論理の破綻や一貫性の欠如はいつものことで、もはや大概のことには驚かないつもりだった。しかし、またもや驚いた。鳩山由紀夫元首相が党最高顧問に復帰して外交を担当するそうだ。 氏は首相就任直後から、現在の日本にとって最重要の日米関係を根幹から揺るがし、中国、ロシア、韓国による領土侵略の動きを促す…

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2012.10.13 (土)

「 矛盾だらけのエネルギー政策 野田民主党政権の責任は重い 」

『週刊ダイヤモンド』 2012年10月13日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 956  野田民主党政権の下で日本のエネルギー政策が漂流中だ。 1956年1月の創設以来、わが国の原子力政策を推進してきた「原子力委員会」が2日、原子力政策大綱の策定を中止し、有識者による策定会議も廃止した。正力松太郎氏が初代委員長を務め、ノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹氏も委員となった原子…

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2012.10.11 (木)

「 野田政権、女性宮家問題で暴走の予兆 」

『週刊新潮』 2012年10月11日号 日本ルネッサンス 第529回 社会保障と税の一体改革と称した消費税増税法を成立させた後の野田佳彦首相は、もはや首相の任に耐え得ないと思えてならない。その8月以降、野田政権が手がけた事案のおよそすべてで論理の整合性と国益擁護にかける決意が欠落していないか。 たとえば尖閣諸島の国有化である。国有化の意義は、政府が船だまりや灯台を設置し、海上保安庁の…

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2012.07.28 (土)

「 野田首相は信ずる政策の実現に向け輿石幹事長を即刻更迭すべきだ 」

『週刊ダイヤモンド』   2012年7月28日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 946 民主党幹事長の輿石東氏が原発再稼働問題に関連して、菅直人前首相に日本のエネルギー政策の提言を取りまとめるよう要請したというベタ記事が7月18日の「産経新聞」に出ていた。驚きを通り越してあきれてしまう人事である。幹事長としての輿石氏の考えを疑わざるを得ない。 幹事長は党首・首相を全力で支える立場…

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2012.07.21 (土)

「 尖閣諸島に一刻も早く日本人を常駐させる方策を 」

『週刊ダイヤモンド』 2012年7月21日号  新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 945  民主党の前原誠司氏に、野田佳彦首相を一言で表現すれば、と尋ねた。 氏は一瞬考え「鈍です」と答えた。少し間を置いて、「でも、ぶれません」と加えた。 実によく言い当てている。ぶれないのは首相の長所である。しかし鈍はぶれない美徳をも疑わしめるときがある。言から実行まで時間がかかり過ぎて節を曲げたかと…

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