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「 六ケ所村への執着は妥当か 楽観主義と現状追認は政策不転換コストにならないか 」

エネルギー事情」の検索結果: 25
2004.11.20 (土)

「 六ケ所村への執着は妥当か 楽観主義と現状追認は政策不転換コストにならないか 」

『週刊ダイヤモンド』    2004年11月20日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 568   青森県・六ケ所村にある日本原燃の施設を見てきた。8年ぶりの六ケ所村は、いくつか新たな施設が完成して、かつての人里離れたイメージではなくなっていた。8年前もそうだったが、今回も、技術系の皆さんの話は興味深かった。技術開発に一生を賭ける人びとの熱意は、どんな時代にも私たちに夢を抱かせてくれる…

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2004.11.06 (土)

「 日本だけ稼働の動きが止まらない核燃料再処理問題 原子力政策への信頼危うし 」

『週刊ダイヤモンド』    2004年11月6日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 566   原子力委員会は、道路関係四公団のまやかしの改革と同種の、誤った結論を出そうとしているのではないか。青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理施設の稼働問題に関して、深刻な危機を感じざるを得えない。 再処理施設はもともと、原子力発電(原発)で使用されるウランが高価なため、使用済み核燃料に残って…

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2004.10.16 (土)

「 経済性どころか“割高”が証明された核燃料再処理問題 運転開始に明確な赤信号 」

『週刊ダイヤモンド』    2004年10月16日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 563   原子力政策の見直しを進めている原子力委員会の小委員会は、10月4日、原子力発電所の使用済み核燃料について、すべて再処理する場合のコストは、そのまま地中に埋める場合に較べて1.8倍になるという試算を発表した。 国が公式に両方式のコストを計算し、比較したのは初めてで、この結果は原子力開発…

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2004.09.16 (木)

「 再処理工場の稼働は見合わせよ 」

『週刊新潮』 2004年9月16日号 日本ルネッサンス 第132回 日本の原子力政策が大きな問題に直面している。原子力発電の結果生じる使用済み核燃料の再処理工場を稼働させるか否かである。 日本の電力の3割以上を供給している原子力発電はこれからも必要との立場で見ても、青森県に完成した六ヶ所村再処理工場は稼働させるべきではない。経済的に見合わないばかりか、当初考えられていた仕組みが崩れ、再処理…

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2004.09.04 (土)

「 電力会社と政府のご都合主義 捨てて思いとどまるべき 核燃料再処理施設の稼働計画 」

『週刊ダイヤモンド』    2004年9月4日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 557 日本国はなぜ、問題解決能力が劣っているのか。米国や欧州諸国、中国などには解決できる問題が、なぜ、日本には解決できないのか。理由の一つは、立ち止まることや、政策の変更をしないからである。一度決めたことから生じる既得権益や、つまらないしがらみを振り切る政治的決断ができないからだ。 原子力発電の…

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