櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

「 中国サイバー攻撃に無防備な日本 」

2011年11月」の検索結果: 108
2011.11.03 (木)

「 中国サイバー攻撃に無防備な日本 」

『週刊新潮』 2011年11月3日号 日本ルネッサンス 第483回 日本の政治を担うはずの衆議院議員全員と彼らの公設秘書、衆議院事務局職員ら約2,660人のパスワードなどが入ったネットサーバーが中国からサイバー攻撃を受け、情報を盗まれていたと、10月25日の「朝日新聞」が一面トップで報じた。今年7月末以降、少なくとも約1ヵ月間、衆院議員のメールや資料が盗まれ続け、中国国内のサーバーに自動的に…

→続きを読む

2011.10.29 (土)

「 国民と共にあるお姿が皇室の特色と実感させてくれる美智子さまのお言葉 」

『週刊ダイヤモンド』   2011年10月29日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 909 皇后陛下美智子さまが77歳のお誕生日に宮内記者会の質問に答えておられる。皇室が本来の日本の国のかたちと日本人のよき姿を体現してくださっていることを実感させる内容である。 美智子さまは今年を「悲しみの多い年」と振り返られ、東日本大震災と内外の災害に言及された行間には、被災者すべてへの深い想い…

→続きを読む

2011.10.27 (木)

「 野田政権に求められる国防政策刷新 」

『週刊新潮』 2011年10月27日号 日本ルネッサンス 第482回 野田佳彦首相の真価を見定めることになる最初の機会は11月12日からのアジア太平洋経済協力会議(APEC)であろう。同会議に、首相は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加と武器輸出三原則緩和の結論を得て臨みたい考えだ。 いずれも、日本が、内向き志向にならず、日本周辺の平和と安定と繁栄に積極的に貢献する姿勢を打ち出すものだ。 …

→続きを読む

2011.10.22 (土)

「 TPP参加で世界に打って出て日本の農業の未来を開け 」

『週刊ダイヤモンド』   2011年10月22日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 908 野田佳彦首相は11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)までに環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加の結論を出す構えだ。民主党内の反TPP議員らは牽制するが、彼らの主張を見事に論破したのが、浅川芳裕氏の『日本の農業が必ず復活する45の理由』(文藝春秋)である。 氏はこれまでにも日本農業には…

→続きを読む

2011.10.20 (木)

「 30年、日本を見詰めたメア氏の証言 」

『週刊新潮』 2011年10月20日号 日本ルネッサンス 第481回 眼前の摩擦を恐れる余り、誰も言うべきことを言わないで、世界でも稀な現実遊離の脆弱な国家が出来上がった。それが日本であり、この虚構の壁を打ち破らなければ、日本の未来は開けない。ケビン・メア氏の指摘は、とどの詰り、このようにまとめられるのではないか。 氏は米国務省の前日本部長である。3・11の東日本大震災では「トモダチ作戦」を…

→続きを読む

2011.10.15 (土)

「 亡命チベット人が暮らすダラムサラの静かな闇の中で 」

『週刊ダイヤモンド』   2011年10月15日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 907 インド北部のヒマーチャル・プラデシュ州のダラムサラは、美しい自然に慣れている日本人の私にも、人間と自然が混然一体となってつくり出す精神世界の美を強く印象づけた。 チベット亡命政府のあるダラムサラは標高2,000メートルの高地である。インドへの出張と合わせて4泊5日の旅程だったため、ダライ・ラマ…

→続きを読む

2011.10.13 (木)

「 アジア安保の空白を日印で埋めよ 」

『週刊新潮』 2011年10月13日号 日本ルネッサンス 第480回 米国の内向き志向が強まり、日本は大戦略の練り直しを迫られている。 シンクタンク「国家基本問題研究所」(国基研)副理事長の田久保忠衛氏は、9・11以降の米国の戦争に関して、米国の世論が当初とは様変わりしたことを指摘する。 「アフガン戦争は正しい戦争かとの問いに『正しい』と答えたのは35%、『関わるべきでない』は58…

→続きを読む

2011.10.10 (月)

トークライブのお知らせ(2011年11月5日)

第3回「正論」シネマサロン、「海角七号 君想う、国境の南」 上映後のトークライブに出演させていただきます。 詳しくは正論ホームページから↓ http://www.sankei.co.jp/seiron/kokuti/1105cinema.html       …

→続きを読む

2011.10.08 (土)

「 ダライ・ラマ法王14世に聞いたチベット亡命政府の民主主義 」

『週刊ダイヤモンド』   2011年10月8日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 906 9月19日から約1週間、シンクタンク「国家基本問題研究所」代表団とともにインドおよびダラムサラのチベット亡命政府を訪ねた。デリーではネルー首相が創設した伝統あるシンクタンク「世界問題評議会」で日印合同セミナーを開催し、日本からは安倍晋三元首相をはじめとする自民・民主超党派議員団が同行した。 イン…

→続きを読む

2011.10.06 (木)

「 チベット亡命政府、新首相の抱負 」

『週刊新潮』 2011年10月6日号 日本ルネッサンス 第479回 9月22日から、シンクタンク『国家基本問題研究所』(国基研)のプロジェクトで、チベット亡命政府をインド北部のヒマーチャル・プラデシュ州に訪ねた。国基研とインドの最も伝統あるシンクタンク『世界問題評議会』共催の日印交流計画で訪印した自民党の下村博文、山谷えり子両氏も同行した。 デリー空港から1時間でダラムサラに着く。トヨタの四輪…

→続きを読む

このページのトップへ