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「 壮絶な幼少時代を過ごした下村文科相の目指す教育改革 」

教育」の検索結果: 49
2014.07.26 (土)

「 壮絶な幼少時代を過ごした下村文科相の目指す教育改革 」

『週刊ダイヤモンド』   2014年7月26日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1044 政界で最も誠実な人物を三人挙げるとしたら、私は間違いなく下村博文氏をその一人に入れるだろう。以前から教育こそ氏の天職だとも感じていたが、氏の著書『9歳で突然父を亡くし新聞配達少年から文科大臣に』(海竜社)を読んで、文部科学大臣としての氏への信頼はますます深くなった。 本の題名通り、氏は…

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2013.08.31 (土)

「 根本において動物である人間の生後3年間に必要な安心感 」

『週刊ダイヤモンド』   2013年8月31日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 999 6年前に創設したシンクタンク「国家基本問題研究所」でこの秋、教育問題委員会を明星大学教授の髙橋史朗氏を迎えて設置することになった。 教育は長年考えていたテーマの一つだ。だが教育ほど幅広く、奥深い課題はない。大学以上の専門的な知的分野、中学高校を中心とする分野、基本としての小学校、根源的に…

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2012.11.03 (土)

「 人材を多数輩出した会津藩 歴史と価値観を伝えた教育 」

『週刊ダイヤモンド』   2012年11月3日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 959 今年書き進めてきた著作の一つが、会津人の物語だ。苛酷な戊辰の役を戦った会津人の群像の足跡を辿れば、自ずと心は粛然となる。賊軍とされ死よりも辛かったであろう人生を、なぜ、彼らはあのように私心なく公と大義のために生きることができたのか。 答えが教育にあるのは明らかで、会津教育の神髄を形にした…

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2012.06.02 (土)

「 いまは見かけなくなった日本の厳しい父親の愛の表現 」

『週刊ダイヤモンド』   2012年6月2日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 938 畏友、春山満氏と二人の若者による『若者よ、だまされるな!』(週刊住宅新聞社)から、日本人を変える強い力が生まれる気がする。 春山氏は58歳、ハンディネットワークインターナショナルのオーナー経営者だ。24歳で進行性筋ジストロフィーを発症、首から下の運動機能を失ったが、氏は決して後ろを振り向かない。…

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2011.08.20 (土)

「 先人たちの祖国への想いを今こそ学び、伝えていきたい」 

『週刊ダイヤモンド』   2011年8月13・20日合併号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 899 もうすぐ8月15日、3・11の大災害に見舞われた今年はとりわけ多くの人が、日本と日本人のあり方について思いを巡らすのではないだろうか。 私は恩師の話をうかがった。新潟県立長岡高校で古文を教えておられた山本清先生だ。小千谷市の自宅で、大正末年生まれの85歳の師はかつてと同じく、端然とした…

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2010.08.26 (木)

「 密室で決めるな、朝鮮高校無償化 」

『週刊新潮』 2010年8月26日号 日本ルネッサンス 第424回 朝鮮高校無償化のために日本国民の税金を注入すべきか、川端達夫文部科学大臣が間もなく最終判断する。そこで、朝鮮高校は私たちの税金注入に値する学校かどうかを判断する一助に、そこでどんなことが教えられているかを見てみよう。幸いにも、朝鮮高校の現代史教科書3巻が翻訳されている。 全国の朝鮮高校の教材、「現代朝鮮歴史」を翻訳したのは…

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2010.04.15 (木)

「 朝鮮高校の授業料無償化は不当だ 」

『週刊新潮』 2010年4月15日号 日本ルネッサンス 第407回 高校授業料無償化法が3月末の参院本会議で、与党、公明、共産などの賛成多数で成立した。朝鮮学校はじめ各種学校への支給については結論を出さず先送りした。いずれ文部科学大臣の下に専門家委員会を設けて結論を出させるそうだが、政治主導といいながら、この内閣は大事なことほど自ら決められないのである。 小沢一郎民主党幹事長も、鳩山由紀…

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2010.03.25 (木)

「 外国にも円が乱舞、鳩山子ども手当 」

『週刊新潮』 2010年3月25日号 日本ルネッサンス 第404回 「子ども手当法案」と「高校授業料無償化法案」が与党3党と公明、共産などの賛成多数で法案成立の方向に進んでいる。だが、鳩山由紀夫首相の思い入れが強い同法案には、まだ一般に知られていない奇妙な点が沢山ある。 そのひとつは、在日外国人が母国に残してきた子どもにも手当が支給されることだ。私の手元に、厚生労働省が子ども手当についての疑…

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2009.12.03 (木)

「 莫大な国費投入で『中国の頭脳』を育んでいる『日本の大学』 」

『週刊新潮』 2009年12月3日号 日本ルネッサンス[拡大版] 第389回 「 教育崩壊 」 (後編) 日本にはいま、短大を含め1,200近くの大学が存在する。大学院大学も各地に創設された。これだけを見ると、日本は文字どおり高学歴の、知的国家であるかのような印象だ。その一方で、日本の学生たちの著しい学力低下は覆うべくもない事実だ。 高等教育の実態把握のために、京都大学経済研究所所長の西…

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2009.11.26 (木)

「 『引き算が出来ない』高校生を作った『義務教育』を再建せよ! 」

『週刊新潮』 2009年11月26日号 日本ルネッサンス[拡大版] 第388回 「 教育崩壊 」 (前編) 民主党政権の下で、教育の逆行が心配されている。不適格教員を排除する目的で設けられた教員免許更新制の撤廃や、全員参加の学力テストの廃止など、日教組の主張が政策として掲げられていることが、民主党への疑念となって否応なく強調される。 民主党によって日本の教育はどう変わるのか。まず、日教組…

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