櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

「 機能するかに見える福田首相の調整能力 だが難問打開には突き動かす信念こそ必要 」

2007年10月」の検索結果: 8
2007.10.27 (土)

「 機能するかに見える福田首相の調整能力 だが難問打開には突き動かす信念こそ必要 」

『週刊ダイヤモンド』   2007年10月27日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 712  福田康夫首相は、森・小泉政権の官房長官として1,289日間務めた。官房長官としては最長記録となったこの間、内閣の顔として巧みな調整能力を発揮した。福田氏への評価はそのまとめの技への評価で、政治哲学や信念などとは無縁のものだ。氏の調整能力の高さは、政治家としてよりも、むしろ秘書や事務方として輝くもの…

→続きを読む

2007.10.26 (金)

システム変更のお知らせ。

システム変更を行いました。 URLが変更になっております。 http://blog.yoshiko-sakurai.jp/ >> https://yoshiko-sakurai.jp/ ご愛読の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが 今回から、検索を十分ご活用いただけると考えております。 よろしくお願いいたします。 スタッフ一同…

→続きを読む

2007.10.25 (木)

「 国連中心主義、小沢理論の矛盾 」

『週刊新潮』'07年10 月25日号 日本ルネッサンス 第285回  雑誌『世界』11月号に掲載された小沢一郎氏の論文が興味深い。「今こそ国際安全保障の原則確立を」と題された「公開書簡」には、テロと戦う国際社会、アフガニスタンでのテロとの戦いに関して、日本は具体的に何をすべきなのかなどについて、氏の問題意識が明らかにされている。政権交代の可能性が現実問題として語られるいま、氏の考えが日本国の政策…

→続きを読む

2007.10.20 (土)

“無血入城”を誘う国交正常化交渉 北朝鮮ペースにはまるか否かの瀬戸際に

『週刊ダイヤモンド』   2007年10月20日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 711  平壌で行なわれた南北朝鮮首脳会談に、東京で発行されている韓国の新聞「統一日報」は、「『ソウル無血入城』誘う危うさ」との見出しを付けた。今回の首脳会談の特徴は、第一に、韓国が北朝鮮に文字どおり一方的に譲ったことだ。第二に、北朝鮮が、中国の朝鮮半島問題における影響力を排除するあからさまな動きに出たこと…

→続きを読む

2007.10.13 (土)

盧大統領、北朝鮮との外交戦争で完敗 米朝関係は当面、緊密化の方向へ

『週刊ダイヤモンド』   2007年10月13日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 710  10月2日、盧武鉉大統領は、韓国大統領として初めて歩いて板門店を通過し、平壌を訪れた。盧大統領一行の車列は北朝鮮の権力序列二位の金永南最高人民会議常任委員長に迎えられ、二人はオープンカーに並び立って平壌市中心部に向かった。沿道は「万歳(マンセー)!」と叫ぶ大群衆で埋められ、終着点には金正日総書…

→続きを読む

2007.10.11 (木)

「 何も変わらない、調整型政治 」

『週刊新潮』'07年10月11日号 日本ルネッサンス 第283回 「花も実もない所信表明」……それが10月1日の福田康夫新首相演説への感想だ。ついでにいえば、新味もなく夢もない。気概も気迫もないという印象だ。 「自立と共生」が福田内閣の基本理念だそうだが、小沢一郎民主党代表が「その言葉はボクが20年前から使っていた」「口先で言ってもだめだ」と牽制したように、必ずしも福田首相自身の発想ではない。…

→続きを読む

2007.10.06 (土)

かつての姿に戻っただけの自民党 政変の背後に蠢く幾人かの人物

『週刊ダイヤモンド』   2007年10月6日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 709  9月26日に発足した福田康夫新内閣の特徴はいわゆる古い自民党体質の温存と官僚重視にある。  古い自民党体質は党の役員人事に明らかだ。だが、福田氏と特に親しいわけでも、党の実務に精通しているとも思えない伊吹文明氏を幹事長に任命したことは意外だった。福田氏と伊吹氏の共通項を強いて挙げれば、官僚重視という…

→続きを読む

2007.10.04 (木)

「 福田康夫新首相は官僚がお好き 」

『週刊新潮』 '07年10月4日号 日本ルネッサンス 第282回 新首相、福田康夫氏は一体どんな人物か。「平時ではない」、つまり党存亡の危機故に立ったと語る氏はどんな姿勢で政治に臨むのか。 そのことを知る手懸かりのひとつが拉致問題への対処である。自民党総裁選の最中、麻生太郎氏が、福田氏は拉致被害者の家族に死亡情報を断定的に伝えたと理解していると述べたとき、福田氏は珍しく反論した。゛私が断定した…

→続きを読む

このページのトップへ