「 捕鯨、怯まず正しさを主張せよ 」
『週刊新潮』 2010年3月4日号 日本ルネッサンス 第401回 2月21日、豪州を訪れた岡田克也外相は、西海岸の町、パースでスミス外相と会談した。世界屈指の美しさで知られるパースの自然とは対照的に、会談では鯨問題を巡る険しい対立が浮き彫りにされた。 南極海での日本の調査捕鯨に対して、米国の反捕鯨団体シーシェパード(SS)の妨害が続いているのは周知のとおりだ。SSは、本部を米国に置き、カナ…
「 CO2温暖化説を疑い始めた英国 なぜ日本に検証の動きはないのか 」
『週刊ダイヤモンド』 2010年2月27日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 827 まだ暗いうちから起き出して少し空が明るくなる頃、ちょうど仕事に区切りがついた。障子を開けてみて驚いた。庭一面、雪で覆われている。急いで障子を全開にして、雪の舞い降りる様を眺めた。なんと静かで美しいことか。 今年2度目の雪である。サクラの花の頃まで、まだ幾度か降るのだろうか。 …
「 遂に民主党も消費税率の議論解禁 」
『週刊新潮』 2010年2月25日号 日本ルネッサンス 第400回 「小さな前進、大きな後退。これが民主党政権の政策です」 小泉政権で日本経済の舵取りをした竹中平蔵慶應義塾大学教授がこう語ると、会場はどっと沸いた。次に、民主党の内閣府副大臣、大塚耕平氏が「消費税」について語ったとき、立ち見も出た会場の聴衆が耳をそばだてた。 「消費税について、次の総選挙では何%にしてどういう使い方をすると…
「 中国の軍拡による日本の危機を真摯に訴える『日本核武装入門』 」
『週刊ダイヤモンド』 2010年2月20日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 826 中国の軍事戦略の分析における第一人者が平松茂雄氏である。防衛研究所に20年、杏林大学総合政策学部の教授として18年、その後現在に至るまで40数年間、中国の外交・安全保障戦略を研究してきた。膨大な数の著書を世に問うてきた氏が、今回は漫画に挑戦した。原作・監修が平松氏、漫画が丹州一心氏による同書は『日…
「 スリランカが守る鳩山援助隊 」
『週刊新潮』 2010年2月18日号 日本ルネッサンス 第399回 日本時間の1月13日にハイチで起きた地震は、総人口1,000万人の国に死者21万人強、被災者300万人強の被害をもたらした。90%以上の建物が崩壊し、首都ポルトープランスは壊滅した。あれから約ひと月、瓦礫の片づけははかどらず、医薬品も食糧も水も不足している。 地理的に見てハイチは米国の裏庭である。それだけにオバマ大統領は直ち…













