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「 台湾・総統選に立つ国民党の馬英九氏 過去の言動から見る、中国との親密度 」

台湾」の検索結果: 36
2008.03.08 (土)

「 台湾・総統選に立つ国民党の馬英九氏 過去の言動から見る、中国との親密度 」

『週刊ダイヤモンド』   2008年3月8日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 730  3月22日に行なわれる台湾の総統選挙は、少数与党、民進党の謝長廷(シャ・チヨウテイ)氏と、最大野党、中国国民党の馬英九氏の闘いだ。台湾人(本省人)と中国系の外省人のどちらが選ばれるかは、台湾の未来に決定的な影響を及ぼす。 台湾立法院(国会)は昨年12月の選挙で、国民党が四分の三に迫る議席を獲得した。…

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2008.03.06 (木)

「 台湾は親中反日に傾くのか 」

『週刊新潮』'08年3 月6日号 日本ルネッサンス 第303回 2月24日、台湾総統選挙の候補者、与党・民主進歩党の謝長廷氏と、野党・中国国民党の馬英九氏が初の直接公開討論に臨んだ。言葉の正しい意味において台湾の運命を決するであろう二人の対決を、民進党派でも国民党派でもない中立の第三者で、台湾事情に詳しい友人に聴いた。 この友人は、政策論と説得力において謝氏が馬氏に優っていた、馬氏は質問に答えら…

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2008.01.24 (木)

「 中国が喜んだ台湾立法委員選挙 」

『週刊新潮』'08年1 月24日号 日本ルネッサンス 第297回  1月12日の台湾立法委員(国会議員)選挙はおよそすべての予測を超える野党国民党の大勝利だった。人口の85%を台湾人(本省人)が占める台湾で、台湾人の政党である民進党が結党以来の大惨敗を喫したのだ。 勝利した国民党は、定数113議席の3分の2を上回る81議席を獲得、27議席にとどまった民進党を圧倒した。国民党は総統を罷免することが出…

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2008.01.12 (土)

「 日本の首相が米国から冷遇される理由は国益なき“中国シフト”外交にある 」

『週刊ダイヤモンド』   2008年1月12日新春号  新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 722  2007年の暮れ、韓国大統領選挙で李明博氏が圧倒的な勝利を収めた。保守派というより、現実を正確に読み取ることのできるマキャベリストである。盧武鉉大統領の下で左傾化し北朝鮮に併呑される危険性さえあった韓国は、李新大統領の下で政治的、外交的再生を果たすことができるだろう。  氏は12月19日の…

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2007.06.21 (木)

「 李登輝氏に見る旧き佳き日本 」

『週刊新潮』 2007年6月21日号 日本ルネッサンス 第268回   5月30日から6月9日まで、台湾の李登輝前総統が日本を訪れた。後藤新平生誕150年を記念して創設された後藤新平賞の受賞のためである。6月1日に六本木の国際文化会館で行われた授賞式は、立見の人が出る盛況だった。その後、曽文恵夫人とお孫さんらを伴って芭蕉の奥の細道の一部を歩き帰京、都内での講演には、これまた1,…

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2007.05.03 (木)

「 三権分立を放棄するのか最高裁 」

週刊『週刊新潮』 2007年5月3・10日号 日本ルネッサンス 第262回 民主主義の根幹は三権分立にある。立法、行政、司法の三権が各々独立し、相互にチェックし合うことで初めて健全な国家運営が可能になる。こんなことは常識のはずだ。 だが、3月27日の最高裁第3小法廷で藤田宙靖(ふじたときやす)裁判長らが下した判断は、司法が政治を慮り、その影響を受けたのか、或いは特定のイデオロギーに染…

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2007.04.21 (土)

「 実態は外交戦争に等しい日中関係 その対極にある台湾の懐の深さ 」

『週刊ダイヤモンド』     2007年4月21日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 687 4月第一週を北京で過ごし、安倍晋三首相の昨年秋の訪中後の変化を見た。会う人全員が、しばらく前とは打って変わって、日中関係の改善ぶりを強調し、中国が未来志向の関係構築を望んでいると語る。彼らは一様に、二国間関係の構築の条件は二つ、靖国神社への総理参拝は行わないことと台湾問題に口出…

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2006.03.11 (土)

「 米中が互いに牽制し合うなか中国の『以経促統』政策で懸念される台湾の内部崩壊 」

『週刊ダイヤモンド』    2006年3月11日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 632 昨年12月の総選挙で台湾人の政党の与党民進党はなぜ大敗したのか。陳水扁(チンスイヘン)総統はその原因を、自分の政策が十分に台湾を意識したものではなかったからだと分析したのではないか。大敗後、陳政権は急速に台湾色を出しつつある。 まず、今年元日の演説で陳総統は、台中間の経済交流は「…

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2005.12.17 (土)

「 台湾と中国の統合は日米両国にとって悪夢 台湾関係法の立法を急げ 」

『週刊ダイヤモンド』    2005年12月17日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 621 2004年の総選挙で、台湾人の陳水扁総統率いる与党民進党が過半数を勝ち取れなかったとき、台湾がこのまま、中国に引き寄せられていく危険性を強く危惧したことを思い出す。 12月3日に行なわれた二三の県と市の首長選挙で、台湾独立を志向する民進党は、改選前の10県でのポストを6県に減…

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2005.08.18 (木)

特別対談 台湾総統 陳水扁氏 「 中国の罠にはかからない 」

『週刊新潮』 '05年8月11・18日号 日本ルネッサンス 拡大版 第177回 櫻井 このたびはありがとうございます。 陳  こちらこそ。わざわざ台湾にお越しいただき、ありがとうございます。 櫻井 昨年の総統選で受けたお腹の傷は如何ですか。 陳  傷跡ははっきり残っていますが大丈夫です。 櫻井 どうぞお大事になさって下さい。総統になられた2000年にお会いしました時、総統は、…

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