櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

「 最悪に備えよ、鳥インフルエンザ 」

医療」の検索結果: 6
2013.05.16 (木)

「 最悪に備えよ、鳥インフルエンザ 」

『週刊新潮』 2013年5月16日号 日本ルネッサンス 第557回 中国で発生した鳥インフルエンザウイルス、H7N9型の人への感染は少なくとも2月中旬に始まったと見られる。4月30日時点で感染者128人中24人が死亡と報道されたが、専門家を筆頭に、およそ誰も中国政府発表の数字が実態を示しているとは思っていない。 2002年のSARS発生時に情報隠しで国際社会の非難を浴びた中国政府…

→続きを読む

コラムタグ:
2013.05.09 (木)

「 東北に医学部新設で医師不足解消 」

『週刊新潮』 2013年5月2日・9日号 日本ルネッサンス 第556回 東日本大震災から2年以上が過ぎたというのに、破壊された故郷に戻っている人の数は決して多くはない。故郷再生を願っていち早く戻った人々が、ここで暮らしていけるのかと心配する事柄の中に、インフラの問題がある。中でも、医療体制の崩壊は深刻である。 元々、大震災前から東北地方の医療は疲弊していた。震災が一層拍車をかけた。壊…

→続きを読む

2009.05.30 (土)

「 新型インフルエンザ危機を日本の国際貢献チャンスに転換 」

『週刊ダイヤモンド』   2009年5月30日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 790 5月16日に国内初の新型インフルエンザウイルスの感染症例が見つかった。以降、わずか3日で大阪、兵庫両県の感染者数は193人に上った。大阪市と神戸市だけでも、感染者との濃厚接触者は2,900人に上る。 公共の輸送手段の発達と人口密度などから、日本における感染の広がりは、米国などと比較しても“いっそう…

→続きを読む

2009.05.28 (木)

「 ウイルスを迎えうつ準備を急げ 」

『週刊新潮』 2009年5月28日号 日本ルネッサンス 第363回 先週の当欄で、感染症対策の専門家高橋央(ひろし)氏が、「新型インフルエンザの感染に関しては、1週間単位で局面が変化する」と予見したことをお伝えした。氏は、かつてCDC(米国疾病予防センター)に在籍し、SARS発生のときにはWHO(世界保健機関)のコンサルタントとしてフィリピンでのSARS封じ込めのチーム・リーダーを務めた。 氏…

→続きを読む

2009.05.21 (木)

「 弱毒性でも侮ってはいけない 」

『週刊新潮』 2009年5月21日号 日本ルネッサンス 第362回 5月9日、ブタ由来の新型インフルエンザウイルスへの国内初の感染が確認された。11日現在、研修旅行先のカナダから帰国した大阪の高校の男子生徒3人と引率の男性教諭の計4人の感染が確認されている。 日本へのウイルス上陸について、高橋央(ひろし)氏は「予想どおり」と語る。 氏は、かつてCDC(米国疾病予防センター)に在籍した感染症対…

→続きを読む

2009.01.22 (木)

「新型ウイルスに日本の無策」

『週刊新潮』’09年1月22日号 日本ルネッサンス 第346回 春節(中国のお正月)を前にした1月5日、19歳の中国人女性が北京市内で鳥インフルエンザにより死亡した。彼女は強毒性のH5N1型ウイルスに感染していたのだ。 日本の専門家は、「同件で最も重要なのは、大都会北京で強毒性ウイルス(H5N1型)感染の犠牲者が出たこと」だと指摘する。人口1,600万の都市に強毒性のウイルスが存在することの…

→続きを読む

このページのトップへ