櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

「 自国の価値観しか認めない中韓両国に対して、日本は拉致問題を提起し続けよ 」

中国・領海」の検索結果: 224
2005.08.06 (土)

「 自国の価値観しか認めない中韓両国に対して、日本は拉致問題を提起し続けよ 」

『週刊ダイヤモンド』    2005年8月6日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 603 7月26日から北京で始まった6ヵ国協議で、佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は、核、ミサイル、拉致の諸懸案の包括的な解決が必要だと、冒頭発言で強調した。 日本としては当然の条件を述べたにすぎないが、中韓両国は即、日本を批判した。中国外務省の秦剛副報道局長は同日「拉致問題は日朝の協議で解決…

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2005.07.07 (木)

「 日本も没収したい、中国の教科書 」

『週刊新潮』 '05年7月7日号 日本ルネッサンス 第172回 中国大連市で、日本人学校で使用する小中学校用の教材10種128点が税関当局に差し押さえられ、日本人学校側が始末書と罰金1,000元(約1万3,000円)を支払っていたことが、6月27日までに判明した。 情報を総合すると、地図を含む教材の一部は罰金を支払った後も、日本側に返却されておらず、28日『産経新聞』朝刊は、これを「没…

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2005.06.23 (木)

[特別対談]中川昭一 vs 櫻井よしこ   「 中国の『東シナ海』身勝手主張は通用しない 」

『週刊新潮』 '05年6月23日号 日本ルネッサンス 拡大版 第170回 櫻井 お忙しいなか、今日はありがとうございます。 中川 こちらこそ。 櫻井 まず日中関係、とくに中国側の姿勢をどう見ておられるか、お伺いします。 中川 あえて中国側に立って考えますとね、日本って邪魔な存在なんですよ。地理的にみると、大陸国家・中国が海に出る時に、日本がフェンスのようにべた~っと細長く、北は宗…

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2005.06.18 (土)

「 威丈高に日本を非難する前に中国は己の戦後史を省みよ 軍事力による弾圧の数々を 」

『週刊ダイヤモンド』    2005年6月18日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 596 中国が威丈高である。町村信孝外務相が5月6日、「靖国神社に行ったから日本は軍国主義だとか批判もあるが、とんでもないことだ」と述べ、日本は赤字国債を出してまで世界一のODA(政府開発援助)を提供し続けてきたと語った。外相発言は自然であると同時に当然である。 だが、中国はただちに反論した…

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2005.06.04 (土)

「 教育基本法の改正論議で原点を忘れた公明党の主張は対中国政府にこそ展開せよ 」

『週刊ダイヤモンド』    2005年6月4日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 594 生まれてくる子どもたちの頭脳には、計り知れない才能と可能性が詰まっている。そしてその脳は、親や周囲の人間が子どもに働きかけ、愛情を注ぎ、教えていくことに反応しながら育っていく。教育がどれほど重要かということだ。 中国政府が反日教育にまい進してきた結果は、一連の反日デモとなって鋭く日本に突き…

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2005.05.28 (土)

「 投資も友好もすべて“人質” 冷酷非情と現世利益追求 これが中国のやり方だ 」

『週刊ダイヤモンド』    2005年5月28日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 593 5月16日、小泉純一郎首相が靖国神社参拝問題について「他国が干渉すべきではない」と正当な主張を展開したのに対し、中国政府が即、反応した。17日、外務省の孔泉(こうせん)報道局長が、靖国問題は「いかに正しく歴史に向き合うかの問題だ」「日本の指導者は実際の行動で」「謝罪と反省」を示すべきだ…

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2005.05.12 (木)

「 対中小泉外交の惨めな敗北 」

『週刊新潮』 '05年5月5・12日号 日本ルネッサンス 第164回 4月23日夜、ジャカルタで日中首脳会談を終えた小泉純一郎首相は、外国の記者団に「ベリー・グッド・ミーティング」だったと手を大きく振って答え、日本語での会見でも「日中友好がいかに重要か、その認識を確かめることが出来た」と成果を強調した。 日本を貶める外交を展開したあとに、よくこんなふうに胸を張って言えるものだ。小泉叩頭(こ…

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2005.05.07 (土)

「 日本の資源が上海に送られる!? 国際法無視で中国が進める海底ガス田開発に新たな展開 」

『週刊ダイヤモンド』    2005年4月30日、5月7日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 590 「中国政府はこれまで一度も、日本国民に申し訳ないことをしたことはない」――中国の李肇星(リチョウセイ)外務相が日本の町村信孝外相に言ったこの言葉ほど、日本人を愚弄するものはない。 反日運動が吹き荒れる中国の各都市から、目を東シナ海に転ずると、そこでは日本の資源を大胆に奪い取る開発が…

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2005.04.28 (木)

「 『歴史歪曲』今こそ中国は詫びよ 」

『週刊新潮』 '05年4月28日号 日本ルネッサンス 第163回 4月17日に北京の釣魚台迎賓館で行われた日中外相会談の模様は、中国外交の悪しき伝統を示すものだ。 中国の李肇星(りちょうせい)外相は堅い表情で「日本政府が台湾問題、人権問題、歴史問題など一連の問題で中国人民の感情を傷つけている」と突きつけた。 人権弾圧で国際社会から厳しく注文をつけられてきた中国政府から、選りに選って人権問…

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2005.04.23 (土)

「 40年たってようやく正しく決定された天然ガス田試掘権 日中関係の基調は緊張含み 」

『週刊ダイヤモンド』    2005年4月23日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 589 反日デモが多発する中国が、さらに烈(はげ)しく反発しかねない決定を、経済産業省が下した。帝国石油、石油資源開発、新日本石油などに、日中両国の東シナ海における排他的経済水域の中間線近くで、天然ガス田の試掘権を認めた4月13日の決定だ。 同海域では帝国石油などが1966年以来、試掘権を申請し続…

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