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「改めて問う、講和条約と村山談話」

2008年12月」の検索結果: 8
2008.12.25 (木)

「改めて問う、講和条約と村山談話」

『週刊新潮』’08年12月25日号 日本ルネッサンス 第343回 12月13日、『今あらためて問う! 東京裁判』というシンポジウムが東京千代田区の科学技術館で開かれた。私も講師の一人として参加したが、立錐の余地がない程の熱気だった。 東京裁判に関して、読者の皆さん方にはお正月休みにでも、是非、読んでほしい一冊がある。青山学院大学名誉教授の佐藤和男氏監修の『世界がさばく東京裁判』(明成社)であ…

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2008.12.20 (土)

「対日強硬策の中国と緊密化する米国 日本は傍観していてはいけない」

『週刊ダイヤモンド』   2008年12月20日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 769 米国ではオバマ新政権の誕生を前に、すでに新しいアジア政策が進行中だ。その特徴は際立つ親中国政策である。有力シンクタンクの一つ、ピーターソン国際経済研究所所長のバーグステン氏は、先進八ヵ国首脳会議(G8)に代わって米中が二ヵ国会議(G2)を主催し、世界の重要事を決めるべきだと主張する。バーグステン氏…

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2008.12.18 (木)

「製造業の土台、金型メーカーの危機」

『週刊新潮』’08年12月18日号 日本ルネッサンス 第342回 現在の日本で文句なしの世界一は、製造業のレベルの高さであろう。物づくりにおける力が突出しているからこそ、日本の経済は支えられている。優れた技術があるからこそ、中国でさえも、日本に一目も二目も置かざるを得ない。その製造業を支えているのが金型産業である。 かつて、10年も20年もの経験で磨かれた日本の職人の金型は他国の追随を許さな…

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2008.12.13 (土)

「国籍法や排出権など国の重要事項に無知・無関心の閣僚の資質を問う」

『週刊ダイヤモンド』   2008年12月13日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 768 この記事が読者の皆さんのお目にとまる頃には、国籍法改正案が参議院で可決され、成立しているはずだ。 改正国籍法は、日本人男性と外国人女性のあいだに生まれた子どもに、夫の認知を条件に、日本国籍を与えるというものだ。父子間の血縁関係の証明は必ずしも必要とされないために、悪用される危険…

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2008.12.11 (木)

「文民統制、曲解された日本の解釈」

『週刊新潮』’08年12月11日号 日本ルネッサンス 第341回 航空幕僚長の田母神俊雄氏が、民間企業主催の懸賞論文に応募し、世に発表した論文を咎められて更迭され、事実上退職させられた。 田母神氏退職前日の11月2日、『朝日新聞』社説は、「ぞっとする自衛官の暴走」の題を掲げ、田母神氏の主張は「一部の右派言論人らが好んで使う」「実証的データの乏しい」「身勝手な主張」と切り捨てた。 11月8日…

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2008.12.06 (土)

「米オバマ次期政権の陣容発表で高まる対日要求の激化懸念」

『週刊ダイヤモンド』   2008年12月6日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 767 オバマ次期米国政権の閣僚が決まりつつある。特徴は、クリントン政権の焼き直し拡大版とでもいうべき陣容にある。その様子は、八年前、ジョージ・ブッシュ氏の政権が発足したとき、父ブッシュ政権の閣僚の多くが復活したのと同じ構図である。米国では、人材は共和党、民主党に大別されるかたちで能力知力を磨き、自分…

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2008.12.04 (木)

「“国籍法”改正は日本の危機」

『週刊新潮』’08年12月4日号 【拡大版・緊急対談】平沼赳夫 vs 櫻井よしこ 日本ルネッサンス 第340回 櫻井よしこ 現在、「国籍法改正案」の審議が急ピッチで進められています。11月4日に閣議決定され、既に衆議院を通過致しました。11月25日現在、改正は28日の参院本会議までの議論を残すのみとなりました。しかし、ここにきて、「国籍法改正」には、幾つかの大きな問題があることが明らかになって…

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