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「 非礼『韓国』に抗する究極の策がある 」

2012年08月」の検索結果: 8
2012.08.30 (木)

「 非礼『韓国』に抗する究極の策がある 」

『週刊新潮』 2012年8月30日号 日本ルネッサンス 第523回 竹島、尖閣諸島、北方領土。戦後最大の危機はなぜ一挙に起きたのか。答えは明らかである。自国の防衛を他国に依存し、自らは出来得る限り軍備を退けてきた戦後体制のツケが噴出し始めたのだ。 国際関係の基本は軍事力にあるという平易かつ明白な原理も、アジア・太平洋に高まる緊張も見ようとせず、特にこの10年日本のみ、ひたすら軍事力を削減し…

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2012.08.25 (土)

「 外交は戦いである 全力で国を守らなければならない 」

『週刊ダイヤモンド』   2012年8月25日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 949 戦後最大の危機である。 北方領土、竹島、尖閣諸島から、日本の主権が切り崩されていきかねない。この最悪の状況は、自民党時代からの日本外交の失敗に基本的原因がある。とはいえ、国家観なき民主党政権誕生以来、特に際立ってきた。 外交は戦いである。背景には常に武力がある。どの国も自国の国益擁護に十分な…

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2012.08.23 (木)

「 官邸デモ、漠とした反体制の空気 」

『週刊新潮』 2012年8月16・23日号 日本ルネッサンス 第522回 永田町の首相官邸周辺で金曜日毎にデモが行われ始めて5ヵ月目に入った。当初数百人規模だった参加者は大飯原発の再稼働が決定された6月以降増え始め、6月29日には15万~18万人に上ったと主催者は発表、他方警視庁は1万7千人と発表した。   7月30日の「朝日新聞」社説はデモに関して、「1960年の安保闘争から半世紀。これほど…

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2012.08.18 (土)

「 原発事故後の対策の拙劣さが感情論を高めてしまっている 」

『週刊ダイヤモンド』 2012年8月11・18日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 948 2020年に原子力発電の割合をどの水準に定めるべきかについて国民の意見を聞く聴取会が8月1日、福島県で開かれた。意見を述べた30人のうち28人が、30年かそれ以前に、原発をゼロにするよう求めた。 「自分たちのような故郷を失って行き所のない人をもう、出さないでください」と訴えた男性をはじめ、どの…

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2012.08.09 (木)

「 美智子さまが深められた日台の絆 」

『週刊新潮』 2012年8月9日号 日本ルネッサンス 第521回 年2回出版の『台湾歌壇』154輯が、7月、台湾から送られてきた。同歌壇は台湾の日本語世代の歌人、呉建堂氏が『台北歌壇』として1968年に創設したのが始まりである。 呉氏は26年生まれ、旧制台北高校から台湾大学医学部に進み、71年には熊本大学医学部より学位を授与されている。多くの病院の院長を務めた氏は、まさに文武両道の人だった。剣…

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2012.08.07 (火)

サイン会のお知らせ(2012年8月22日)

ダイヤモンド社論戦シリーズの新刊 「甦れ、日本 論戦2012」のサイン会を 8月22日(水曜日)18時30分から昨年同様 「文教堂書店 浜松町店」さんで行います。   皆様にお会い出来ることを楽しみにしておりますので、是非お運び下さい。 → 詳細はこちらから  …

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2012.08.04 (土)

「 現在の中国はいかにしてできたか 特異な隣国についての自覚を促す書 」

『週刊ダイヤモンド』 2012年8月4日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 947  少々前の本だが、あまりに興味深くて、書かずにはいられない。『もし、日本が中国に勝っていたら』(文春新書)である。著者は趙無眠氏、ネット上にしか存在しないペンネームだ。日本語訳は富坂聰氏。 「まえがき」で富坂氏は同書が中国で、少なくとも知識人の間では、驚くほど広く読まれていると指摘し、趙論文が、「天使…

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2012.08.02 (木)

「 感情的反発に傾くNHKのオスプレイ報道 」

『週刊新潮』 2012年8月2日号 日本ルネッサンス 第520回 7月23日月曜日のNHK『ニュースウオッチ9』(以下、「9」)の米軍の新型輸送機オスプレイ報道はひどい内容だった。キャスターの大越健介氏の報道人としての見識を疑い、「9」そのものが、報道番組であることをやめてNHKの主張を展開する場へと変質したのではないかと感じた。 「9」の報道は、午前5時すぎの海上でオスプレイ積載の貨物船…

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