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「カツオ、スルメイカ、桃豚…… 食料自給率を高める地産地消」

2008年05月」の検索結果: 8
2008.05.31 (土)

「カツオ、スルメイカ、桃豚…… 食料自給率を高める地産地消」

『週刊ダイヤモンド』   2008年5月31日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 741 中国の毒入り餃子事件で、輸入食品に頼る日本の脆弱性があらためて注目された。その際いちばん多かった国民の反応は、日本の食料自給率を上げなければならないというものだった。 日本の自給率はいまや39%。牛や豚、鶏などの飼料の自給率に至ってはわずかに10%だ。日本は儚いほどに脆弱な国になってしまっている…

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2008.05.29 (木)

「“都市鉱山”で日本は資源大国だ」

『週刊新潮』’08年5月29日号 日本ルネッサンス 第314回 中国四川省大地震の影響が日本経済に及びつつある。元々はチベット人の国だった今回の震源地帯は豊かな資源を埋蔵している。そこで産出される希少金属(レアメタル)や、被災地復旧に必要となる鉄鋼材の供給が逼迫し、価格をつり上げそうなのである。 急成長を遂げる中国は希少金属のみならず世界中の資源を暴食してきた。それもひとつの大きな要因となり、…

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2008.05.24 (土)

「中国四川省の大震災に祈る一刻も早い救援の実現」

『週刊ダイヤモンド』   2008年5月24日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 740 5月12日午後2時28分、中国四川省で起きた大地震の犠牲のなんとすさまじいことか。1995年の阪神淡路大震災の現場で見た悲劇が鮮明によみがえる。中国の犠牲者に、心から同情し、一刻も早く救援の手が届くよう祈るものだ。 発生から2日、人類がこれまでに体験した地震のなかでも、最大規模の四川大地震は、現時点…

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2008.05.22 (木)

「異形の大国“中国”が企てる“少数民族”大抹殺」

『週刊新潮』’08年5月22日号 【特別座談会】 日本ルネッサンス・拡大版 第313回 櫻井:先週、行われた福田首相と胡錦濤国家主席の首脳会談は、日本にとって、特に見るべき成果はあがりませんでした。チベット問題が影響し、福田首相が北京五輪開会式の参加を明言しなかったのは良かったと思います。さらによかったのは、朝食会に出席した安倍晋三・前首相の一言です。チベット問題に加え、やはり中国の少数民族であ…

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2008.05.17 (土)

「中国共産党が歪曲発信してきたウイグル族弾圧の事実」

『週刊ダイヤモンド』   2008年5月17日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 739 情報操作に成功すれば、戦いは半分以上勝ったも同然だ。中国は国内の異民族支配でも情報操作を徹底してきた。 異民族を外部から遮断し、閉ざされた空間で弾圧と融和策を繰り返し、彼らの消滅を図る。外部世界には偽りの情報を発信する。世界はその情報を多少は疑いながらも関心を抱かない。かくして中国共産党の情報操作…

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2008.05.15 (木)

「ウィグル弾圧も止めない中国」

『週刊新潮』’08年5月15日号 日本ルネッサンス 第312回 福田康夫首相は胡錦涛主席とピンポン球を打ち合うことで日中の絆が深まり、問題も友好裡に解決されると考えたのだろうか。だが、国際社会が重大な関心を寄せるチベット等、異民族弾圧について、表面的ではない真剣な話し合いも出来ないのでは、他の如何なる問題も解決されるはずがない。異民族弾圧の実態が如何に深刻か、胡主席来日前に日本を訪れた東トルキス…

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2008.05.10 (土)

「理念と意思を持った国家を前に持たない国家は譲歩を迫られる」

『週刊ダイヤモンド』   2008年5月3・10日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 738 統治の基本を「実利主義」に置いて、はたして国家は成り立つのか。これこそが、韓国の李明博大統領の直面する課題である。 4月21日に来日した李大統領は、好印象を残した。大阪生まれ、祖国韓国に戻ってからの氏の苦労と努力、そして成功の物語は、どこかテレビドラマ「おしん」の人生に似ている。その軌跡は、日本人…

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2008.05.08 (木)

「首相に任せられるか、中国外交」

『週刊新潮』’08年5月8日号 日本ルネッサンス 第311回 外交は勝れて国益のためにある。個人の名誉や趣味のためではない。5月6日、中国の胡錦濤国家主席を迎える福田康夫首相は、その点を履き違えているのではないか。 日中首脳会談では日本にとっての重要問題が、中国にとっての重要問題とともに取り上げられなければならない。日本の国益に関わる両国間の懸案事項はざっと考えただけでも非常に多い。 尖閣諸…

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