櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

「『池田小殺傷事件と司法改革』を考える 司法は精神障害者の犯罪を医療に委ねていいのか――戦後最大の改革の是非を問う」

2001年06月」の検索結果: 10
2001.06.27 (水)

「『池田小殺傷事件と司法改革』を考える 司法は精神障害者の犯罪を医療に委ねていいのか――戦後最大の改革の是非を問う」

『SAPIO』 2001年7月11日号 司法改革が日本を変える 特別対談(前編) 最終答申を撃つ! 「7人のお友だちへ 今はみんなで楽しく遊んでいるでしょうか?」 「どうして君たちが犠牲になったのでしょう? お父さんやお母さんたちは君たちを助けてあげることが出来ませんでした」 「これからお父さんやお母さんは二度とこのような恐ろしい事が起きないように考えていきます。 どうか、みんなでほかのお友だ…

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2001.06.25 (月)

「 日本は米国に第二次世界大戦に追い込まれたことを示した書物 」

『週刊ダイヤモンド』 2001年6月30日特大号 オピニオン縦横無尽 第402回 かつて小欄でも触れたロバート・スティネット氏の著書『Day of Deceit』の日本語版がこの6月、文藝春秋からついに翻訳出版された。題名は『真珠湾の真実 ルーズベルト欺瞞の日々』、訳者は妹尾作太男氏である。 元米国海軍軍人であるスティネット氏は、戦後はジャーナリストとして働き、60歳で退職、その後十数年を…

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2001.06.18 (月)

「 田中外相が外交・外務官僚に対し私情で判断・行動しないよう望む 」

『週刊ダイヤモンド』 2001年6月23日号 オピニオン縦横無尽 第400回 田中外相をめぐって連想するのは「熱狂」と「暴走」という民主主義につきものの2つの言葉である。彼女への支持率は8割を超す。人気のもとは、外務官僚をバシバシとやっつけるあの舌鋒の鋭さである。“煮ても焼いても食えない”外務官僚が多いだけに、それはそれで胸のすく想いにはなる。 だが、田中VS外務官僚の対立の構図を考えると…

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2001.06.15 (金)

小泉内閣が特殊法人の改革に強い決意

小泉内閣が特殊法人の改革に強い決意を示しています。大賛成です。 でも、多くの人々は特殊法人と自分とは全く関係がないと思っていないでしょうか。特殊法人は一部の官僚が天下りや独占事業で利益を得ているよろしくない組織という程度に考えていないでしょうか。 実は、特殊法人は私たち全員と密接な関係があり、日本全体に大きなマイナスの影響を与えているのです。 全部で77もある特殊法人を支えているのは特別会計…

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2001.06.14 (木)

「 累積債務4兆5000億円『本州四国連絡橋公団』は日本のお荷物 」

『週刊新潮』 2001年6月21日号 櫻井よしこ告発シリーズ 第7回 「住宅公庫を民営化」 「本四公団は廃止へ」 6月9日の『日本経済新聞』が朝刊1面トップで報じたこの記事は、小泉政権の特殊法人見直しの決意をまたまた具体的に示す内容だ。 郵政3事業の民営化論者である小泉首相は、首相就任後、住宅金融公庫、日本道路公団などの名前を個別に挙げ、民営化への道筋を拓くよう、指示を下してきた。 5月…

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2001.06.11 (月)

「 首相より時給高い各省審議会の天下り官僚の報酬を断罪する 」

『週刊ダイヤモンド』 2001年6月16日号 オピニオン縦横無尽 399 6月6日の国会は、小泉内閣になって初めての党首討論で盛り上がった。党首討論では、小泉首相が野党党首を圧倒する勢いだったが、委員会をみると野党議員の健闘が目立っていた。 たとえば衆議院決算行政監視委員会である。民主党の上田清司議員が非常におもしろい調査結果を突きつけた。各省庁の下にはさまざまな審議会があるが、審議会委員や…

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2001.06.07 (木)

「 いつまで温存『水資源開発公団』は不要だ 」

『週刊新潮』 2001年6月14日号 櫻井よしこ告発シリーズ 第6回 この国で殺ぎ取られているのは、経済的活力や人的才能だけではない。大自然の活力や生命力さえもが誤った政策によって削り取られている。 瑞穂の国の豊かな水の流れは、日本全国の河川に作られた2700を超えるダムによって切断され、ダムの段々畑のようになった川からは、逞しくも神秘的な魚類の遡上が減少していった。ダムの淀みにはプランクト…

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2001.06.05 (火)

「 翼模様 」

『区画整理』 2001年6月号 随想 遠い昔、外房の海を一望する崖の上で、不思議な音楽を聴いた。太平洋の波の音と吹き通っていく風の音に、その音楽は、まるで生まれる前からの約束事のように、自然に溶け合って共鳴していた。 楽器はアナポラス。鈴木昭男さんというアーティストが作ったもので、構造は簡、素材はいたって素である。空き缶を2 つ、長いコイルでつなぎ、2 人の人間が端っこを持って離れて立つ。一…

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2001.06.04 (月)

「 情報公開せずメディアを規制 個人情報管理に走る政府の歪み 」

『週刊ダイヤモンド』 2001年6月9日号 オピニオン縦横無尽 第398回 どんな時代にも情報は力だ。情報を持つ人ほど、物事や社会の動きを先読みするのに鋭敏になりうる。そのぶん、他者に先がけ、優位に立ち、間違いを回避することもできる。情報を欠く人ほど対処に遅れ、取り残されていきがちである。情報なしにはさまざまな競争に敗れ、おとなしい羊のように、他者のあとをついていくだけの存在になりがちである。…

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2001.06.01 (金)

「 教科書問題にみる日本の危うさ 」

『GQ』 2001年7月号 COLUMN POLITICS 「新しい歴史教科書を作る会」による扶桑社出版の教科書の内容に、中国や韓国が再修正を求めてきている。日本の政治家の中にも民主党の鳩山由紀夫党首や、いまや話題の閣僚田中真紀子外相ら、扶桑社の教科書に批判的な人々がいる。 鳩山氏は扶桑社の教科書を“偏狭なナショナリズム”に基づくものと批判し、田中外相は“歴史をねじ曲げる”ものと断罪した。 …

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