「 核・ミサイル・拉致問題の解決に向けて北朝鮮をさらに追い詰めることが必要だ 」
『週刊ダイヤモンド』 2019年4月27日・5月4日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1277 日本は春爛漫の美しい季節だ。花のあとは瑞々しい若葉を愛でる。日本列島に住む私たちは、一人一人さまざまな課題や苦労があるにせよ、概して幸せだと思う。 そんなことを考え、北朝鮮に捕らわれている拉致被害者を想う。横田めぐみさんや増元るみ子さん、有本恵子さんをはじめ800人を超える…
「 文在寅、親北反米路線で確信犯 」
『週刊新潮』 2019年4月25日号 日本ルネッサンス 第849回 南北両朝鮮が米国に追い詰められている。とりわけ韓国の文在寅大統領への米国の圧力は巧妙である。 4月11日、文氏は“建国”を祝う予定だったが、米韓首脳会談のため、大事なその記念式典を諦めて訪米した。にも拘わらず、ホワイトハウスでのトランプ大統領との会談は、前代未聞の哀れな結果に終わった。 文氏は10日にソウルを出…
「 ドゥテルテ比大統領が示す中国への怒り 国際社会で共に対処する発想こそ重要だ 」
『週刊ダイヤモンド』 2019年4月20日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1276 フィリピンのドゥテルテ大統領が4月4日、自国が領有する南シナ海の島周辺に数百隻の中国船が押し寄せているとして、中国に強い不快感を表した。 「パグアサ島に手を出すな。手を引かない場合、自爆任務を担う部隊を送り込むことも辞さない」と、当然のことだが、領土に関しては一歩も引かない構えを示した。 …
「 福澤諭吉論に見る、皇室と国民の関係 」
『週刊新潮』 2019年4月18日号 日本ルネッサンス 第848回 およそ150年前、日本人は列強諸国の脅威の前で、潰されず呑みこまれず、祖国の未来を確固たるものにしようと必死の想いで努力した。徳川幕府の統治から転じて天皇の権威の下に皆が結集して、明治維新という大変化を乗り切った。おかげで日本は大半のアジア諸国とは異なり、辛うじて独立独歩で前進できた。 国の形が大転換したとき、先人た…
「 私たちは「日本」を守り続けられるか 今こそ福澤諭吉の姿勢に学びたい 」
『週刊ダイヤモンド』 2019年4月13日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1275 春爛漫の日、新元号「令和」が発表された。出典は1200年前の『万葉集』だ。長い歴史で初めて漢籍から離れ大和の文化から元号が生まれたことを多くの人々が好感した。 この悦びは、古(いにしえ)の時代、私たちが中国から文字を学び、その制度のよき点のみを取り入れて国造りをしたこと、その先に日本独自…













