「 公人が私人にもどるとき 」
『GQ』 2001年3月号 COLUMN POLITICS 昨年11月に、ペルーのフジモリ大統領が辞任を発表し日本に滞在し始めてすでに3ヶ月目に入った。氏の滞在は、日本という国のあり方に、幾つかの大きな疑問を突きつけ続けている。 第一の疑問は、日本の亡命者や難民政策に対するものだ。恥ずかしいことに、日本はこれまで、亡命者も難民も原則として受け入れてこなかった。フジモリ前大統領の受け入れは、こ…
「 問題提起・フジモリ氏をめぐって問われる国家の原則 」
『正論』 2001年3月号 「問題提起・フジモリ氏をめぐって問われる国家の原則」 突然、日本国民になった前ペルー大統領をわれわれはどう遇すべきなのか 昨年11月17日、ペルー前大統領のアルベルト・フジモリ氏が日本滞在を開始して以来、3ヶ月になろうとしている。1990年以来2000年暮れまで、足かけ11年にわたってペルーの大統領職にあった人物が、実は“日本国民”だったという、大方の国民が予想…
「 自然によるCO2削減を無にし、地球温暖化を促す人類の愚挙 」
『週刊ダイヤモンド』 2001年2月3日号 オピニオン縦横無尽 第382回 1月23日付の「インターナショナルヘラルドトリビューン」(IHT)紙は一面トップに大きな写真入りで予想を超えるスピードで進む地球温暖化のニュースを伝えていた。 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の作業部会が発表した新たな報告書によると、100年後の地球の平均気温は、これまで予測されていた最大で3.…
「 国の財政赤字増大は官僚主導の政治と官の民業圧迫のツケ 」
『週刊ダイヤモンド』 2001年1月27日号 オピニオン縦横無尽 第381回 国家経営を官僚主導から政治主導へと切り替えるための省庁再編は、あまりはかばかしく進んでいないようだ。新ポストの人事が官僚主導で決められ、首相補佐官はまだ任命されてもいない。省庁再編という大きなチャンスを生かせなければ、合理的で効率的な国家運営への切替えの機会は、また失われることになる。 官僚主導の結果、日本はどん…
このところ複数の経済雑誌が、
このところ複数の経済雑誌が、小包み運送で、ペリカン便の日本通運とゆうパックの郵政省(省庁再編で総務省になりました)が、提携するという情報を伝えました。 狙いは民間最大手のヤマト運輸と競合するためと分析されています。郵政省はすでに民間輸送会社15社と部分的に提携しています。しかし日通との提携は生半可なものでなく、ゆうパック、ペリカン便という名前をかえて統一ブランド名にするフルスケールの提携とみら…













