櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

コラム

2003.10.09 (木)

「 安部裁判・初めての患者証言 」

『週刊新潮』 2003年10月9日号 日本ルネッサンス 第87回 安部英元帝京大学副学長を被告人とする薬害エイズ刑事法廷で、はじめて患者に証言の機会が与えられた。 安部氏無罪の判決を下した東京地裁永井敏雄裁判長の審理では、血友病専門医らの証言が重視され、患者の視点がほぼ抜け落ちていた。 控訴審が進行中の東京高裁では、被害患者の証言を聞くなど、地裁で尽くされなかった点が審理され、ようやく、司…

→続きを読む

「 急げ公団改革、原点を忘れるな 」

『週刊新潮』 2003年10月16日号 日本ルネッサンス 第88回 日本道路公団総裁の藤井治芳氏は、今日(10月6日)午前中に、石原伸晃国土交通大臣に辞表を提出するよう求められていた。だが正午になっても辞表どころか、本人の所在が掴めず、公団内部は、右往左往が続いた。一方、藤井氏はどこからか、午前11時半に国交省官房長に“辞表提出は差し控えたい”と通知してきたそうだ。国交省側は予想外の事態に慌て…

→続きを読む

2003.10.06 (月)

「 公教育衰退の元をたどれば米国の占領政策に到達 その最たるものが理科教育 」

『 週刊ダイヤモンド 』 2003年10月11日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 513回 私たちが直面しているすべての問題に共通する原因因子は、教育である。 日本の公教育が質量ともに低下した現実は、国語力や数学力の低下として指摘されてきた。だが、国語や数学よりもさらに衰えているのが、理科教育である。原因を探っていくと、意外にもそこには、占領政策の悪しき影響が見て取れる。 かつて、…

→続きを読む

2003.09.29 (月)

「 派閥政治の終焉で原点復帰 小選挙区制での自民・民主両党の政策論争に期待 」

『週刊ダイヤモンド』 2003年10月4日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 512回 「派閥の崩壊」と形容された9月20日の自民党総裁選挙で、“鉄の団結”橋本派の藤井孝男氏は、小泉純一郎首相に大差で敗れ、手勢15人の弱小派閥の高村正彦氏とほとんど同数の国会議員票しか得られなかった。 “重鎮”野中広務氏が挑んだ反小泉の戦いは、氏が身を捨ててもひと捌(は)けほどの影響も及ぼせず、首相の…

→続きを読む

2003.09.25 (木)

「 ブレアvs BBC 戦いの顛末 」

『週刊新潮』 2003年10月2日号 日本ルネッサンス 第86回 英国政府とBBCの争いは、BBCのアンドリュー・ギリガン記者が、報道には一連の誤りがあったと認めたことで、拍子抜けするような結末をみせた。9月17日の独立司法調査委員会で、同記者は「舌が滑って」不正確な報道をしたと述べたのだ。 今年3月20日に米英軍がイラク攻撃を開始して以来、戦争報道で最も冷静に、かつ自社の特派員を現地イラ…

→続きを読む

このページのトップへ