「 『与党敗北』政界再編含みの衆院選こそ日本の岐路だ 」
『週刊新潮』 2010年7月22日号 日本ルネッサンス 第420回 参議院議員選挙は与党民主党の大敗に終わった。「54+α」の議席獲得を目指しながら44議席に終わった結果を受けて、菅直人首相は12日未明に記者会見を行い、「あたしが消費税に触れたことが唐突な感じをもって国民に伝わった。事前の説明が不足していた」と敗因を分析した。 しかし、民主党の敗因は消費税だけではない。6割を超える国民は…
「 日本は『最小不幸社会』ではなく『最大幸福社会』を目指すべきだ 」
『週刊ダイヤモンド』 2010年7月17日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 846 菅直人首相と民主党は「最小不幸社会の実現」をマニフェストに掲げた。だが、社会主義的平均値の社会実現を追求するあまり、民主党政権は日本の針路を間違えるのではないかと思う。 「最小不幸社会」という、後ろ向きでジメッとした政策目標を掲げた理由について、菅首相は述べている。「幸福は個々人の価値観に…
「 民主党の口約束では国はもたない 」
『週刊新潮』 2010年7月15日号 日本ルネッサンス 第419回 民主党の参院選用の「マニフェスト2010」を見て、驚いた。 「民主党政権がこれまで取り組んできたことを報告します」として、「実現したこと」が55項目列挙されている。「羊頭狗肉」を絵に描いた内容だが、とりわけ酷いのは「口蹄疫対策」「日米同盟の深化」「アフガニスタン支援」などを、実現した成功事例として掲げていることだ。 この…
「 民主党の公約破りは党の体質にかかわる傾向か 」
『週刊ダイヤモンド』 2010年7月10日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 845 民主党が昨年の衆議院議員選挙で掲げたマニフェスト(政権公約)を、目前に迫った参議院議員選挙用に大幅修正し、その相違を説明するための想定問答集を配布したそうだ。 「産経新聞」によると、想定問答集は昨年と今年の二つのマニフェストの相違の説明として、「09マニフェストは政権交代を主張する野党のマニフ…
「 あぶない菅民主党外交の基盤 」
『週刊新潮』 2010年7月8日号 日本ルネッサンス 第418 菅直人首相が外交デビューしたカナダでの主要8ヵ国首脳会議(サミット)は、氏の外交音痴を曝露する場となった。 夕食会で、首相はいきなり「中国をG8に呼ぶことを考えてもいいのではないか」と提案したのである。G8は民主主義、国際法の遵守、知的財産の保護、人権擁護など、多くの価値観を共有する先進諸国の枠組みだ。その点でロシアを招じ入れた…













