「 中国の狙う新潟での大中華街構想 」
『週刊新潮』 2010年11月11日号 日本ルネッサンス 第435回 いま、中国に最も狙われている県は新潟県だといってよいだろう。 5年前、中国は北朝鮮の日本海側最北の港、羅津(ラジン)の50年間の租借権を得た。租借は単なる貸与ではない。その地に行政権も及ぶ、まさに植民地時代の遺物のような契約である。 羅津港から中朝国境まで約60キロ、中国はここに幹線道路を作り、これも租借した。歴史上初め…
「 おのれ一身の些事は脇に置き 使命を果たした人たちと比べて 」
『週刊ダイヤモンド』 2010年11月6日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 861 尖閣諸島周辺の中国漁船による領海侵犯のビデオを公開しないよう、仙谷由人官房長官が衆院予算委員長に要望書を届けたそうだ。 なんと奇妙なことか。民主党は政策決定プロセスの透明化を主張し、そのために広く情報を共有し、議論を経て結論を出すと言ってきた。仙谷氏らの小沢一郎氏非難の一つが、結論を上から一方…
「 事実を歪曲する中国の独自思想 」
『週刊新潮』 2010年11月4日号 日本ルネッサンス 第434回 事実を曲げて強硬な主張をする厄介な隣人、中国を、私たちはどのように理解すべきか。 〈尖閣諸島は中国領だ、東シナ海は中国の海だ、尖閣周辺の中国の領海内で日本の海上保安庁の船が中国の漁船を取り囲んだ、日本側が体当たりして衝突事件を起こした〉 中華人民共和国はこう主張する。彼らにとって、事実は問題ではなく、彼らが主張することが…
「 『極端なナショナリズム』はどこに存在するのか 」
『週刊ダイヤモンド』 2010年10月30日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 860 菅直人氏の内閣を世の人びとは「仙谷内閣」または「菅防内閣」と呼ぶそうな。前者の説明は不要だ。後者は官房長官の仙谷由人氏が首相を守るべくすべてを引き受けるという意味で「官房」と「菅氏防御」をかけたものだ。 首相を守るのは確かに官房長官の責任だが、その目的は内閣のまとめ役として、首相とともに日本…
特集 「 東シナ海『ガス田』に紅い火が灯る 」
『週刊新潮』 2010年10月28日号 日本ルネッサンス 拡大版 第433回 「中国」が掘削を強行! 指を咥えて看過した「菅内閣」 東シナ海「ガス田」に紅い火が灯る 尖閣諸島周辺の領海侵犯事件で、日本外交は情けないほどの敗北を重ねている。船長釈放に続いて、眼前に迫る大敗北は東シナ海のガス田を奪われることだ。 9月25日、ガス田「白樺」(中国名・春暁)周辺は一群の船で囲まれた。国家海洋局所属…













