「 『尖閣諸島の港湾整備』など石垣市長らによる4つの訴え 」
『週刊ダイヤモンド』 2010年10月16日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 858 「政府の反応の鈍さに、われわれは驚いています。領土問題という主権にかかわる事案について、いったいどう考えているのか、非常に頼りなく思いました」 こう語るのは沖縄県石垣市長の中山義隆氏である。四二歳の中山氏は、石垣市が所管する尖閣諸島周辺の日本領海を中国漁船が侵犯した事件の推移を見て危機感を…
「 中国は恐くない、日本は資源大国だ 」
『週刊新潮』 2010年10月14日号 日本ルネッサンス 第431回 幽霊の正体見たり枯尾花 恐い恐いと恐れれば、何でも恐くなる。菅直人、仙谷由人両氏らの民主党政権は、対中関係で枯尾花の恐怖に搦めとられている。 我が国を領海侵犯した中国人船長の勾留を延長した9月19日以降、中国は圧力をさらに高め、23日にはレアアース(稀土類)の輸出を止めた。同日、フジタの社員4人も人質のように勾留した。…
「 虚構の憲法を持つ日本と中国 現実を直視しなければ日本は敗北 」
『週刊ダイヤモンド』 2010年10月9日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 857 21世紀、人類の争いの海は西太平洋とインド洋である。争いの主役は中国だ。中国の手法は力を前面に押し出す19世紀型帝国主義そのもので、尖閣諸島周辺の日本領海侵犯事件で不条理な要求を日本に突きつけ続けるように、周辺諸国を不幸にする。のみならず、じつは中国の国民をも不幸にする。 中国共産党政権は共産党…
「 『検察判断』に逃げ込んだ『菅・仙谷』の卑怯者外交 」
『週刊新潮』 2010年10月7日号 日本ルネッサンス 第430回 尖閣諸島周辺の日本領海侵犯事件で菅直人、仙谷由人両氏の卑怯さほど、耐え難いものはない。 船長を逮捕するのか強制送還するのか。必ずや日中外交摩擦につながるこの重大問題の結論が政府の判断なしに下されることはあり得ない。 小泉政権下の2004年3月、尖閣諸島に上陸した中国人7人を自民党政権は強制送還した。小泉純一郎首相が記者会…
「 北朝鮮44年ぶりの代表者会 新体制は従来以上に親中的か 」
『週刊ダイヤモンド』 2010年10月2日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 856 北朝鮮の朝鮮中央通信は9月21日、朝鮮労働党代表者会(代表者会)を28日に開催するとの党代表者会準備委員会の通知を伝えた。代表者会が最後に開催されたのは、金日成主席時代の1966年、じつに44年ぶりである。 韓国のメディアのみならず、日本のメディアも、この代表者会で金正日総書記の後継者として、…













