「 沖縄米軍用地を中国資本が買っていた 」
『週刊新潮』 2016年11月3日号 日本ルネッサンス 第727回 日本の国土を外国資本が買い漁っている事実は旧聞に属する。日本政府が、自民党政権の時も民主党政権の時も有効な対策を講じてこなかったのも周知のことだ。外国資本に好き放題の国土買収を許してきた日本は異常だが、それでも沖縄の米軍用地の1割を中国人が買収していると聞けば、心底、驚かざるを得ない。 10月21日、インターネット…
「 フィリピンが中国に擦り寄る理由は大統領の思想と米政府の失策にあり 」
『週刊ダイヤモンド』 2016年10月29日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1155 当欄の原稿執筆中のいま、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が中国を訪問中である。大統領は10月19日までに中国国営中央テレビの取材に応じ、「中国がフィリピン経済にとって唯一の希望だ」と語った。20日の習近平国家主席との会談では、南シナ海問題が事実上棚上げにされる。 オランダ・ハーグ…
「 地球・月系の支配を狙う中国の野望 」
『週刊新潮』 2016年10月27日号 日本ルネッサンス 第726回 いま、世界のどの国よりも必死に21世紀の地球の覇者たらんと努力しているのが中国だ。彼らは習近平国家主席の唱える中国の夢の実現に向かって走り続ける。そのひとつが、宇宙制圧である。21世紀の人類に残された未踏の領域が宇宙であり、宇宙経済を支配できれば、地球経済も支配可能となる。宇宙で軍事的優位を打ち立てれば、地球も支配できる…
「 テレビ討論会でクリントン有利が決定的に アジア各国を籠絡する中国に対抗できるか 」
『週刊ダイヤモンド』 2016年10月22日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1154 日本時間の10月10日午前、米国大統領選挙戦2回目のヒラリー・クリントン氏vsドナルド・トランプ氏の討論会には気がめいった。 「うそつき」「下品でわいせつ」「愚か者」「不作法者」「無資格者」等、考えつく限りの罵詈雑言を互いに投げ付け合った90分間だった。これが世界の超大国のリーダーたらん…
「 韓国教授、慰安婦=性奴隷説を否定 」
『週刊新潮』 2016年10月20日号 日本ルネッサンス 第725回 韓国のソウル大学経済学部教授、李榮薫(イ・ヨンフン)氏が「日本軍慰安婦は単なる『軍部隊の公娼』」、「軍や警察に『不正に拉致』されたという主張は、ほとんどが口述記録であり、客観的資料としての信憑性がない」などと述べ、慰安婦強制連行説及び性奴隷説を否定した。 これは、韓国近現代史のネット連続講義「李榮薫教授の幻想の国…
「 外国資本による国土買収が深刻化 100年後まで守り抜く立法が必要 」
『週刊ダイヤモンド』 2016年10月15日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1153 衆院予算委員会で安倍晋三首相が、外国人や外国資本による森林や水源地の買収が急速に進んでいる事態について問われ、こう答えた。 「安全保障上、重要な国境離島や防衛施設周辺での外国人や外国資本による土地取引・取得に関しては国家安全保障に関わる重要な問題と認識している。水源の保全についても重要…
「 ユネスコの現実、慰安婦登録の危険性 」
『週刊新潮』 2016年10月13日号 日本ルネッサンス 第724回 明星大学特別教授の髙橋史朗氏から1枚の写真が送られてきた。ソウルで開催された、慰安婦問題の関連資料をユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界記憶遺産に登録するための「第3回準備会合」の様子を写したものだ。歴史情報戦における日本の決定的な立ち遅れを示すと共に、昨年、「南京大虐殺」関連資料を記憶遺産として登録されてしまったあの…
「 対中戦略で重要なTPPに反対 クリントン氏にも期待できない現実 」
『週刊ダイヤモンド』 2016年10月8日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1152 9月26日(日本時間27日)の米国大統領候補によるテレビ討論はあらためて、大変化に備えよという世界各国への警告になったのではないか。 討論の勝者は誰か。直後の世論調査ではクリントン氏の勝利とみた人が62%、トランプ氏は27%だった。 一方、米国の保守派の論客、チャールズ・クラウト…
「 いま、喫緊の課題は憲法改正とTPP 」
『週刊新潮』 2016年10月6日号 日本ルネッサンス 第723回 「憲法はどうあるべきか。日本が、これから、どういう国を目指すのか。それを決めるのは政府ではありません。国民です。そして、その案を国民に提示するのは、私たち国会議員の責任であります」 安倍晋三首相は9月26日、臨時国会での所信表明演説でこう語り、「TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の早期発効を大きなチャンスとし」た…
「 核燃料サイクルの技術継承を断ち切る「もんじゅ」の廃炉決定は大きな誤り 」
『週刊ダイヤモンド』 2016年10月1日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1151 政府は9月23日、高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉を閣議決定した。他方、核燃料サイクルは堅持するとの方針だ。だが、もんじゅ廃炉は日本の核燃料サイクルの技術継承を断ち切ることであり、政府の主張は矛盾している。 政府はフランスの次世代高速増殖炉アストリッドの開発に協力することで技術継承を可能にす…













