櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

「 中国に利用され国益を損ねた野中広務氏の不明瞭な発言 」

領土・領海・ガス田」の検索結果: 24
2013.06.15 (土)

「 中国に利用され国益を損ねた野中広務氏の不明瞭な発言 」

『週刊ダイヤモンド』 2013年6月15日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 989 野中広務元自民党幹事長が北京を訪れ、6月3日、中国共産党政治局常務委員の劉雲山氏と会談した。その席で、野中氏は、「尖閣諸島の棚上げは日中共通認識だった。日中国交正常化交渉の際、当時の田中角栄首相と中国の周恩来首相の間で棚上げの合意があったという趣旨の話を、田中氏から後に聞いた」と伝えたそうだ。…

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2013.05.23 (木)

「 いつまで許すのか、外資の国土買収 」

『週刊新潮』 2013年5月23日号 日本ルネッサンス 第558号 5月10日、私がキャスターを務めるネットテレビ、「君の一歩が朝を変える!」で「奪われる日本の国土」をテーマに取り上げた。「言論テレビ」が配信するこの番組の、元気のよい名前は品川女子学院の生徒たちがつけた。番組では毎週ゲストを招いて小一時間、地上波のテレビ報道や新聞報道よりもずっと深く問題を掘り下げ、本質に迫る議論を重ねてい…

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2012.02.16 (木)

「 “吹き抜け”の代償に国土を売る外務省 」

『週刊新潮』 2012年2月16日号 日本ルネッサンス 第497回 2月2日の衆議院予算委員会で自民党の小野寺五典氏が玄葉光一郎外相に発した問いは衝撃的だった。内容は大概、以下のようなものだ。 〈北京の日本大使館は昨年7月、新館を完成させ、8月に中国側に建築確認を申請した。中国側は申請にない増築があったとして建築確認を下ろさない。外務省が対応を尋ねると、問題になっている新潟市の領事館用の土地…

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2011.03.19 (土)

「 日本の森林が危ない! 早急に関連法を成立させよ 」

『週刊ダイヤモンド』   2011年3月19日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 879 過日、民放のニュース番組に菅直人首相が出演したら、視聴率が一挙に下がり、通常の実績の約半分の水準にとどまったことがあった。 視聴率がすべてとは思わないが、国民がいかに菅首相、そして政治を見限っているかを示している。仕事として政治を見続けなければならない物書きの立場でも、現在の政治に注目し続ける…

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2011.03.10 (木)

「 自民・民主両党で国土を守れ 」

『週刊新潮』 2011年3月10日号 日本ルネッサンス 第451回 1995年、中国の李鵬首相(当時、以下同)がキーティング豪州首相に「日本は30年後には潰れているだろう」と語った。同発言は、97年、キーティング首相から直接この発言を聞いた自民党の武藤嘉文総務庁長官が、帰国して自民党の行政改革推進本部総会で報告したことから、日本人の知るところとなった。 当時、李鵬発言は中国の外交的、軍事的…

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2011.01.20 (木)

「 これが中国の『領土略奪』常套手段だ 」

『週刊新潮』 2011年1月20日号 日本ルネッサンス 第444回 昨年12月、水資源、領土、貿易不均衡など難問山積の中印関係を観察する貴重な現場に立ち会った。シンクタンク国家基本問題研究所(国基研)とインドのシンクタンク、インド世界問題評議会(ICWA)との意見交換のためにニューデリーを訪れたのだ。私たちの訪問は、中国の温家宝首相のインド訪問と時期が重なり、ざわめくような状況で進行した中印外…

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2010.10.21 (木)

「 注目せよ、尖閣に隠れるガス田問題 」

『週刊新潮』 2010年10月21日号 日本ルネッサンス 第432回 東シナ海のガス田「白樺」(中国名「春暁」)で中国が堂々と掘削を開始した。ドリルが運び込まれ、9月17日までに掘削が始まり、海水が濁り始めた。9月18日に「朝日新聞」が一面に掲載した写真には海水の色の変化がくっきりと写っていた。 東シナ海の日中中間線からわずか4キロ中国側に入ったところに白樺のプラットフォームが建てられてい…

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2010.03.27 (土)

「 『竹島の韓国領土』化が鳩山政権で加速している 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年3月27日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 831 「Dokdo Island belongs to Korea」〈独島(竹島)は韓国の領土である〉 遠くからも鮮明に読み取れる大看板が、米国西海岸のロサンゼルスに出現した。以下は長年ロスに住む友人、櫻井雄一郎さんの憂いのメールである。 「我が家に近いフリーウェイ60に、こんな大看板が立ちました。…

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2010.01.14 (木)

「 領土外交に汚点、小沢・鳩山の無策 」

『週刊新潮』 2010年1月14日号 日本ルネッサンス 第394回 2つの国が領有権を争う領土について、それぞれ主張を展開するのは当然のことだ。しかし、日本政府はまず相手国の立場を度し、日本の立場を十分に主張してこなかった。そのツケは北方四島にも竹島にも明らかで、主張なき無策は必ず、尖閣にも影を落とすだろう。 昨年12月25日に発表された高校の学習指導要領解説書では、領土問題としての竹島の…

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2009.03.05 (木)

「海の防衛に海保・海自を強化せよ」

『週刊新潮』’09年3月5日号 日本ルネッサンス 第352回 日本は、38万平方キロの領土面積を基準にすれば世界で61位だが、領海と排他的経済水域(EEZ)を足せば447万平方キロ、世界第6位の海洋大国だ。広大で豊かな海の存分な活用が、日本の未来の安全と繁栄に欠かせない。だが、その海を中国が猛烈に侵しつつある。 昨年12月8日、中国海洋調査船2隻が、尖閣諸島に3.5キロまで迫った。この明白な…

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