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「 沖縄統一地方選で見えてきた県内世論の微妙な変化 」

沖縄」の検索結果: 25
2014.09.20 (土)

「 沖縄統一地方選で見えてきた県内世論の微妙な変化 」

『週刊ダイヤモンド』   2014年9月20日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1051 9月7日、沖縄県統一地方選挙が行われた。注目の名護市議会議員選挙では、普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対する革新系市議が定数27のうち14議席を占めた。2議席の公明党を加えると反対勢力は計16、11にとどまった移設に賛成の保守陣営が敗北した。 同市の稲嶺進市長も強固な反対論者、議…

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2014.03.22 (土)

「 中山義隆・沖縄県石垣市長が語った凄まじい選挙戦の実態 」

『週刊ダイヤモンド』   2014年3月22日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1027 「いまだにこんな変な選挙だということを知ってほしいのです。新聞は一面トップで事実無根の記事を載せ、本土からは外人部隊が押し寄せました」 こう語るのは、3月2日に沖縄県石垣市長に再選された中山義隆氏である。インターネットテレビ「君の一歩が朝(あした)を変える!」で、氏は現地の新聞「琉球新…

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2014.02.22 (土)

「 飛行場移設反対派が勝利した名護市長選の奇妙な票の動き 」

『週刊ダイヤモンド』   2014年2月22日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1023 一連の地方自治体選挙から反米軍基地、反原発を旗印とする人々の凄まじい戦いぶりが見えてくる。だが彼らの戦いはほとんど表面に出てこないために、問題の深刻さにもかかわらず、一般の人々の注意を引くことは少ない。 一例が1月19日の沖縄県名護市長選挙だった。米軍が使用する普天間飛行場の名護市辺野…

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2013.06.01 (土)

「 沖縄での苛烈なせめぎ合い 介入する中韓とメディアの偏向 」

『週刊ダイヤモンド』 2013年6月1日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 987  5月19日の日曜日、祖国復帰41周年を記念する会で講演するため、沖縄を訪れた。日帰りではあったが、県議会・市議会・町議会議員、防衛関係者、教育関係者ら、多くの人々とも意見交換した。そこであらためて感じたのは沖縄でのせめぎ合いの苛烈さである。 ありきたりの表現で言えば、保革勢力のせめぎ合い…

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2013.05.04 (土)

「 尖閣諸島周辺海域の日台漁業協定 『沖縄県が政府に抗議』の真相 」

『週刊ダイヤモンド』   2013年4月27日・5月4日合併号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 983 沖縄県の仲井眞弘多知事が、4月10日に日本と台湾が結んだ尖閣諸島周辺海域に関する漁業協定の撤回を安倍政権に申し入れると、「沖縄タイムス」が報道した。同紙は高良倉吉副知事が杉田和博官房副長官に「抗議」したとも報じた。実態を見てみよう。 尖閣諸島問題で大事なことの一つが、中…

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2013.04.04 (木)

「 基地問題、沖縄の本音と建前 」 

『週刊新潮』 2013年4月4日号 日本ルネッサンス 第552回 普天間飛行場の名護市辺野古沖への移設に向けて、3月22日、安倍政権が公有水面埋め立て承認申請書を沖縄県北部土木事務所に提出した。沖縄の2大紙、「琉球新報」も「沖縄タイムス」も翌日の朝刊で一斉に報じたが、紙面が反対論で埋め尽くされたのは予想通りだった。以降、「反対」を基軸に報道が過熱していくであろうことは、これまでの事例から容…

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2013.02.09 (土)

「 情緒的反対論が溢れる沖縄地元紙 客観的情報をきちんと伝えるべき 」

『週刊ダイヤモンド』 2013年2月9日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 972  1月27日、「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」実行委員会の主催で、東京・日比谷野外音楽堂で「NO OSPREY 東京集会」が開かれ、主催者発表で4000人が集った。翌日の「沖縄タイムス」「琉球新報」両紙の紙面は、右の東京集会とオスプレイ反対を伝える写真とコメントで埋め尽くされた。両紙は6~7…

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2012.06.07 (木)

「 沖縄の二大紙が報じない県民の声 」

『週刊新潮』 2012年6月7日号 日本ルネッサンス 第512回 沖縄の二大紙、「琉球新報」と「沖縄タイムス」を幾十年か、記憶に定かでない程の年月、購読している。 感想を率直にいえば、両紙はもはや新聞ではないと思う。理由の第一は、両紙がまったく同じ記事を掲載することが少なからずあることだ。社説まで一言一句違わないという印象さえ抱いてしまう。手元の直近の紙面でいえば、第6回太平洋・島サミットの5…

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2012.05.17 (木)

「 『報道されない沖縄』」が描く真実 」

『週刊新潮』 2012年5月17日号 日本ルネッサンス 第509回 今年2月3日の「琉球新報」に、およそ誰もが驚く発言が掲載されていた。沖縄と本土の関係の理不尽と不条理の根深さを象徴するような沖縄経済界の重鎮の言葉だった。沖縄最大の建設会社、國場組元会長の國場幸一郎氏が「沖縄にとって中国は親戚で日本は友人。親戚関係をもっと深めたい」と語っていたのだ。 日本国民でありながら日本は友人にすぎず、…

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2012.03.17 (土)

「 普天間飛行場の移設予定地を一望できる要地の買収狙う中国 」

『週刊ダイヤモンド』 2012年3月17日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 928  3月4日、中国の軍事費が初めて1000億ドル台に乗ったと発表された。台湾と朝鮮半島で着実かつ巧みに影響力を強化しつつある中国の軍拡は、日本にとっての最大の脅威である。 日本がなすべきことは今更、言うまでもない。自らの国防力を高めるとともに、日米安保体制を強化することだ。そのために、政府の意思だけです…

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