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「 中国マネーが席巻する征服と略奪の網 日本は負の流れ変える歴史的使命がある  」

中国・領海」の検索結果: 224
2018.08.18 (土)

「 中国マネーが席巻する征服と略奪の網 日本は負の流れ変える歴史的使命がある  」

『週刊ダイヤモンド』2018年8月11・18日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1243  中国で異変が起きている。7月26日、北京の米大使館付近で爆発事件が発生、中国当局は内蒙古自治区出身の26歳の男を拘束した。情報筋は、少数民族に対する苛酷な監視の網をくぐってモンゴル系の青年が爆弾を所持して北京中心部の米大使館に近づくなど、あり得ないと強調する。 「産経新聞」の…

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2014.07.17 (木)

「 朴政権まで利用する中国の対日闘争 」

『週刊新潮』 2014年7月17日号 日本ルネッサンス 第615回 米キニピアック大の世論調査で、オバマ大統領が戦後の歴代大統領の中で最も評価の低い、つまり最悪の指導者に選ばれた。だが、世界で最悪の指導者を選ぶとしたら、隣国の朴槿恵大統領ではないだろうか。 人権と法治を基調とする民主主義の国を目指しながら、そうした価値観に逆行する中国に接近し、依存度を高める姿は、どう見ても韓国の…

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2014.07.12 (土)

「 中国の“蛮行”に打ち出されたオフショアコントロールの効果 」

『週刊ダイヤモンド』   2014年7月12日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1042 南シナ海における中国の蛮行の意味を米国の保守系シンクタンク、AEIのアジア研究部長を務めるダン・ブルメンソール氏は、他国の紛争にはもう関わらない内向き姿勢を強めるオバマ大統領を中国が軽蔑(contempt)し始めた結果だと書いた。 何よりも現実の力を信奉する中国共産党政権にとって、…

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2014.06.28 (土)

「 いてつく冬の嵐に晒される中国の“知”の世界 」

『週刊ダイヤモンド』   2014年6月28日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1040 中国で言論弾圧が激化していることは広く報じられてきた。それでも驚いたのは、学問、研究分野の取り締まりがさらに厳しくなり、まともな研究が到底、望めなくなっていることだ。中国の知の世界はいてつく冬の嵐に晒されている。 中国共産党中央規律検査委員会が6月16日までに、中国社会科学院は「海外勢…

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2014.06.19 (木)

「 日本こそ学べ、騙しを旨とする孫子の兵法 」

『週刊新潮』 2014年6月19日号 日本ルネッサンス 第611回 中国の脅威に対処すべく、その行動と意図をどう読み解くかについて、日本の見方は常に大きく二分されてきた。中国の発する言葉に焦点をあてて、その行動の背景を解説し、中国の「蛮行」にもそれなりの理由があるとする、いわゆる親中的な見方と、中国の行動に焦点をあてて、その言葉との乖離に疑問を呈する見方である。 どちらの見方に立つに…

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2014.05.22 (木)

「 中国の対越蛮行でアジアは新局面へ 」

『週刊新潮』 2014年5月22日号 日本ルネッサンス 第607回 中国の正体見たり。 国際社会はそのように考え始めたはずだ。オバマ大統領が、中国と領土領海問題を抱える日本、韓国、マレーシア、フィリピンへの歴訪を終えた途端に、中国は南シナ海パラセル諸島海域でベトナムの権益を一方的に侵す蛮行に及んだ。 2年前に完成させた深海用の巨大掘削装置は中国石油開発の戦略的武器と呼ばれ、建造…

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2014.03.27 (木)

「 中国に、早期潜水艦増加で対処せよ 」

『週刊新潮』 2014年3月27日号 日本ルネッサンス 第600回 3月13日、中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が9日間の日程を終えて閉幕した。時代に逆行する習近平国家主席への権力集中と、前代未聞かつ不透明な軍拡への傾斜が、今日の中国の特徴として浮かび上がってくる。 圧倒的な権力集中に加えて、かつての常務委員(閣僚に相当)、周永康氏の取り調べに見られる粛清人事という恐怖ゆ…

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2014.02.06 (木)

「 増長する中国、いま何よりも尖閣警備の充実を 」

『週刊新潮』 2014年2月6日号 日本ルネッサンス 第593回 習近平体制の下でのこの1年、中国人民解放軍(PLA)の言動の乱暴さが目に余る。だが、国際法に反した彼らの強引な主張と行動を分析すれば、それらの無意味さも見てとれる。 まず、PLAのおどろおどろしい言動を振りかえってみよう。 中国国営新華社通信は1月26日、中国海軍南海艦隊(南シナ海を管轄)の艦艇3隻が南シナ海南端…

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2014.02.01 (土)

中国の軍事を予言してきた羅少将の不穏な発言

『週刊ダイヤモンド』   2014年2月1日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1020 乱暴発言で中国人の絶大な支持を受ける羅援少将が1月22日、またもや乱暴極まる発言に及んだ。「中国と日本が開戦すれば、中国のミサイルで日本は火の海になる」というのだ。 氏は現在、中国軍事科学学会の会長を務めている。高級幹部を父に持つ子弟らで構成する太子党の一員で習近平国家主席とも親しい。 …

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2013.12.05 (木)

「 ダライ・ラマ法王の中国観 」

『週刊新潮』 2013年12月5日号 日本ルネッサンス 第585回 チベット仏教の精神的指導者、ダライ・ラマ法王14世が来日し、関東、関西地域で幅広く、日本の人々に語りかけた。11月15日の来日から26日の離日まで、都合3回、私は法王の話を聞いた。 昨年に続いての取材で見た法王は極めて健康そうだった。11月16日、千葉工業大学での学生との対話の後、私たちは少人数で昼食をとったが、法王…

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