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「 野田首相は信ずる政策の実現に向け輿石幹事長を即刻更迭すべきだ 」

2012年07月」の検索結果: 8
2012.07.28 (土)

「 野田首相は信ずる政策の実現に向け輿石幹事長を即刻更迭すべきだ 」

『週刊ダイヤモンド』   2012年7月28日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 946 民主党幹事長の輿石東氏が原発再稼働問題に関連して、菅直人前首相に日本のエネルギー政策の提言を取りまとめるよう要請したというベタ記事が7月18日の「産経新聞」に出ていた。驚きを通り越してあきれてしまう人事である。幹事長としての輿石氏の考えを疑わざるを得ない。 幹事長は党首・首相を全力で支える立場…

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2012.07.26 (木)

「 実は日本はレアアース大国だった 」

『週刊新潮』 2012年7月26日号 日本ルネッサンス 第519回 本州から1800キロ、わが国の最東端に位置する南鳥島の排他的経済水域(EEZ)の海底で、膨大な量のレアアースを含む泥(希土泥)が見つかった。レアアースの濃度が1000ppmから1500ppmという非常に高品質な泥で、濃度が400ppmの水準にとどまる中国の鉱床より数倍、良質であることも判明した。発見したのは東大大学院工学系研究…

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2012.07.21 (土)

「 尖閣諸島に一刻も早く日本人を常駐させる方策を 」

『週刊ダイヤモンド』 2012年7月21日号  新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 945  民主党の前原誠司氏に、野田佳彦首相を一言で表現すれば、と尋ねた。 氏は一瞬考え「鈍です」と答えた。少し間を置いて、「でも、ぶれません」と加えた。 実によく言い当てている。ぶれないのは首相の長所である。しかし鈍はぶれない美徳をも疑わしめるときがある。言から実行まで時間がかかり過ぎて節を曲げたかと…

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2012.07.19 (木)

「 焼身自殺をテロと呼ぶ中国の狂気 」

『週刊新潮』 2012年7月19日号 日本ルネッサンス 第518回 7月6日、東京を訪れたチベット亡命政府外相、デキ・チョヤン氏は意気軒昻だった。彼女と会うのは昨年9月、インド北部のダラムサラでの会談以来、2度目である。その少し前の8月、ダライ・ラマ法王14世が政治から引退し、政治は全て、ロブサン・センゲ首相以下、チョヤン外相を含めて40代前半の閣僚が大半を占める若い政府に引き継がれた。 チ…

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2012.07.14 (土)

「 今年も庭に姿を見せてくれた生き物に里山の夢を重ね楽しむ 」

『週刊ダイヤモンド』   2012年7月14日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 944 年ごとに、里山への憧れが強くなる。南向きの山裾の民家に住み暮らして、湧き水を引いて煮炊きをし、喉を潤す。湧き水が山の斜面を小さな流れとなって走るところには芹や山葵を植えて、収穫する。山葵の葉のおひたしは、格別の味だ。 家の中には必ず囲炉裏を作り、裏山で拾い集めた薪で暖を取る。恵みの源である山は大…

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2012.07.12 (木)

後悔しても反省しない中国人

『週刊新潮』 2012年7月12日号 日本ルネッサンス 第517回 過日、常磐線の「スーパーひたち」に乗るために上野駅に向かった。13時発の列車を待っていると、「大変ご迷惑をおかけします。大変申し訳ありません」という放送があった。人身事故発生で電車の到着が大幅に遅れ、折り返し運転も同様に遅れるという説明だった。 詳しい事情はわからないにしても、本当に気の毒だ。ホームにいたかなりの数の人々は皆、…

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2012.07.07 (土)

「決められる政治」を実践した野田佳彦首相を私は評価する

『週刊ダイヤモンド』 2012年7月7日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 943  野田佳彦首相はよくやった。「政治生命を懸ける」と繰り返した社会保障・税一体改革関連法案を6月26日、衆議院で可決させた。これで消費税は2014年4月から8%に、15年10月から10%に上がり、その段階で税収は約10兆円増えると予測される。 民主党内から57人が反対し、16人が欠席・棄権したが、与野党…

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2012.07.05 (木)

「 独の二の舞か『太陽光発電』買取制度 」

『週刊新潮』 2012年7月5日号 日本ルネッサンス 第516回 鳩山由紀夫・菅直人両政権が残したものは混乱と実害ばかりだった。日本と日本国民はこれからも長く、その被害を蒙り続けかねない。そのひとつが、7月から始まる再生可能エネルギーの全量固定価格買取制度(Feed-in Tariff=FIT)である。 FITは、太陽光、地熱、風力、バイオマスなどによる再生可能エネルギー由来の発電量全量を、…

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