櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

「 中国による第三世界の核拡散 」

2009年07月」の検索結果: 9
2009.07.30 (木)

「 中国による第三世界の核拡散 」

『週刊新潮』 2009年7月30日号 日本ルネッサンス 第372回 中国はかつてソ連と袂(たもと)を分かって、自力で核を開発した。後発国の中国の核開発のスピードに、世界は驚いたが、その裏には多くの葛藤があった。また、中国は核兵器を第三世界に広げるべく、核関連技術を複数の国々に輸出したのみならず、フランスに核実験場を提供し、フランスの核にも協力していた。 中国の核政策の実態は驚きである。中国…

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2009.07.25 (土)

「 民主党は日本を担えるか 政権公約を早期に発表せよ 」

『週刊ダイヤモンド』   2009年7月25日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 798 衆議院議員選挙の日程が8月30日に決まった。解散権は総理大臣一人の手にあり、その行使はどんな場面でも首相権限の強さを感じさせてきた。 だが、今はその力強さを感じさせる場面も盛り上がりもない。自民党政権の終焉と民主党政権の誕生の間近さが予定調和のように示されただけだ。 民主党政権誕生を前にして気…

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2009.07.23 (木)

「 ウイグル弾圧、国連で公平な調査を 」

『週刊新潮』 2009年7月23日号 日本ルネッサンス 第371回 中国新疆ウイグル自治区の区都ウルムチで大規模暴動が発生して、1週間程が経った。胡錦涛国家主席は8日、サミット出席のために訪れていたイタリアから急遽帰国し、同日夜に中国共産党中央政治局常務委員会を緊急招集した。 中国の最高意思決定機関である常務委員会は、ウルムチの暴動は、海外の分離独立勢力が画策した犯罪だと決めつけた。画策に乗っ…

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2009.07.18 (土)

「 CO2と気温の関係に新説 気温上昇がCO2増加に先行する 」

『週刊ダイヤモンド』   2009年7月18日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 797 麻生太郎首相は、2020年までに温室効果ガスの排出を05年比で15%削減すると決定した。省エネも、CO2削減も大いに結構だ。しかし、政府の政策は合理的なのか、国益にかない、国際社会への真の貢献につながるのか、疑問である。 右の目標達成には、約62兆円の投資が必要とされる。一方、05年…

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2009.07.16 (木)

特集 「 『集団自決に軍命はなかった』と口に出せない沖縄『言論封鎖社会』 」

『週刊新潮』 2009年7月16日号 日本ルネッサンス・拡大版 第370回 沖縄で生まれ育った上原正稔氏は、長年、沖縄戦を取材してきた。戦争という極限状況は、個々の人間の真の姿を、否応なく剥き出しにする。醜さとともに、至高の美しさも見せてくれる。その人間模様に魅せられて、上原氏は、ドキュメンタリー作家として戦争下の人間の行動を追ってきた。 沖縄戦の悲惨さが際立つ理由のひとつは…

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2009.07.11 (土)

「 自民党よ、負けるなら潔く負けよ 民主党と議論を戦わせて 」

『週刊ダイヤモンド』   2009年7月11日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 796 自民党が内紛状態である。麻生太郎首相が党人事刷新の構えを見せれば、党長老も反麻生派も反対する。「麻生首相では選挙は闘えない」として、総選挙前の総裁交代を目指して、総裁選挙を行なえとの要求も広がっている。 自民党には、すばらしい人材も多いが、このような状況では人材がいたとしてもその力の生かしようがな…

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2009.07.09 (木)

講演会のお知らせ

京都ホテルオークラ文化講演会のご案内 「この国の行方」~日本のあるべき姿~ と題して 『京都ホテルオークラ』にて講演会が 開催されます。 日時 2009年9月6日(日曜日) 18時30分~20時00分 ※ 詳しくはホテルHPをご覧下さい。 http://www.kyotohotel.co.jp/cgi-bin/kho-cocolo/event/index.cgi?page=0#4…

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2009.07.04 (土)

 「 『すべての子どもに教育を』の信念で建てられた日本初の公立小学校 」

『週刊ダイヤモンド』   2009年7月4日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 795 明治新政府は誕生まもない時期から公立学校を設立し、国民教育に力を入れたが、日本で初めての公立小学校は、新潟県小千谷市で開校した。振徳館と通称された公立小千谷校は、山本徳右衛門という地元の豪商が私財を投げ打ってつくった。私事ながら、小千谷は私の母の生まれ故郷であり、私もひと月あまり住んだことがある。 …

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2009.07.02 (木)

「 藩校サミット、現代の殿様勢揃い 」

『週刊新潮』 2009年7月2日号 日本ルネッサンス 第368回 6月20日の土曜日、新潟県長岡市で、かつての大名家の末裔の方々30人が集い、「藩校サミット」が開かれた。藩校サミットは、2002年に、「日本の学校教育発祥の地」ともいわれる、東京お茶の水の湯島聖堂で始まった。 時代が変われば人も事物も変わるとはいえ、あまりにもいまの日本は日本らしくない佇まいになってしまった。だからこそ、かつ…

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