櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

「 『尖閣』のために沖縄『下地島空港』が必要だ 」

2005年06月」の検索結果: 9
2005.06.30 (木)

「 『尖閣』のために沖縄『下地島空港』が必要だ 」

『週刊新潮』 '05年6月30日号 日本ルネッサンス 拡大版 第171回 沖縄といえば、基地の街、反戦反基地の印象が強い。しかし、その沖縄でいま、微妙な変化が生じつつある。基地の過重負担は絶対に受け容れられないが、国際社会に生れた新しい潮流をとらえ、沖縄の将来展望を描きたいという意識である。政府が合理的な国防計画を示し、日米両国の在沖縄軍事力が総体として減少するのなら、沖縄は自衛隊の駐屯…

→続きを読む

2005.06.25 (土)

「 韓国元首相の厳しい歴史批判 横行する歴史の捏造と歪曲 日本に必要なのは情報外交力 」 

『週刊ダイヤモンド』    2005年6月25日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 597 約2ヵ月ぶりに韓国を訪れたが、この国にはいつも驚かされる。お会いした金鍾泌(キムジョンピル)元首相が、日本の歴史を次のように難詰したのだ。 「日本は南京で30万人を虐殺した。その事実がなかったとは言わせない」と。 上の前段として、靖国神社参拝問題があった。 「A級戦犯を合祀する神社に…

→続きを読む

2005.06.23 (木)

[特別対談]中川昭一 vs 櫻井よしこ   「 中国の『東シナ海』身勝手主張は通用しない 」

『週刊新潮』 '05年6月23日号 日本ルネッサンス 拡大版 第170回 櫻井 お忙しいなか、今日はありがとうございます。 中川 こちらこそ。 櫻井 まず日中関係、とくに中国側の姿勢をどう見ておられるか、お伺いします。 中川 あえて中国側に立って考えますとね、日本って邪魔な存在なんですよ。地理的にみると、大陸国家・中国が海に出る時に、日本がフェンスのようにべた~っと細長く、北は宗…

→続きを読む

2005.06.18 (土)

「 威丈高に日本を非難する前に中国は己の戦後史を省みよ 軍事力による弾圧の数々を 」

『週刊ダイヤモンド』    2005年6月18日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 596 中国が威丈高である。町村信孝外務相が5月6日、「靖国神社に行ったから日本は軍国主義だとか批判もあるが、とんでもないことだ」と述べ、日本は赤字国債を出してまで世界一のODA(政府開発援助)を提供し続けてきたと語った。外相発言は自然であると同時に当然である。 だが、中国はただちに反論した…

→続きを読む

2005.06.16 (木)

「 認識せよ、東京裁判の日本憎悪 」

『週刊新潮』 '05年6月16日号 日本ルネッサンス 第169回 靖国神社参拝に関して、自民党の主な政治家達が反対し、小泉純一郎首相包囲網が出来上がりつつある。 靖国神社問題を論ずるには“A級戦犯”を断罪した東京裁判についてきちんと知る必要がある。そのための重要な資料のひとつが瀧川政次郎氏の『新版東京裁判をさばく』上下巻(創拓社出版)である。 瀧川氏は昭和21年から、東京裁判の終わる昭和2…

→続きを読む

2005.06.11 (土)

「 住基ネットで異なる司法判断 同制度の根幹を問う画期的な金沢地裁判決を評価したい 」

『週刊ダイヤモンド』    2005年6月11日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 595 住民基本台帳ネットワークについて、金沢と名古屋の地方裁判所が相反する判決を出した。うち、金沢地裁の井戸謙一裁判長は、5月30日、住基ネットからの離脱を求めて訴えた人びとの本人確認情報を、国、地方自治体、住基ネットの要の組織である地方自治情報センターに対して、これを提供してはならないとした。ま…

→続きを読む

2005.06.09 (木)

「 靖国で天皇も政治利用するのか 」

『週刊新潮』 '05年6月9日号 日本ルネッサンス 第168回 中国が靖国問題への批判を続けるなか、自民党中枢部に天皇家の参拝を口実とした分祀分霊論が起きている。一例が国会対策委員長の中川秀直氏である。氏は、私の知る限り2度(5月8日の『サンデープロジェクト』、5月29日の『報道2001』)、“A級戦犯”が合祀されているために陛下が参拝出来ない状態は正さなければならないとの主旨を述べた。 …

→続きを読む

2005.06.04 (土)

「 教育基本法の改正論議で原点を忘れた公明党の主張は対中国政府にこそ展開せよ 」

『週刊ダイヤモンド』    2005年6月4日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 594 生まれてくる子どもたちの頭脳には、計り知れない才能と可能性が詰まっている。そしてその脳は、親や周囲の人間が子どもに働きかけ、愛情を注ぎ、教えていくことに反応しながら育っていく。教育がどれほど重要かということだ。 中国政府が反日教育にまい進してきた結果は、一連の反日デモとなって鋭く日本に突き…

→続きを読む

2005.06.02 (木)

「 日露外交は日本が主張すべき時 」

『週刊新潮』 '05年6月2日号 日本ルネッサンス 第167回 日本のロシア外交が変である。5月9日、モスクワでの対独戦勝利60周年記念式典に参列した小泉首相は、プーチン大統領と20分間話し合ったと報じられた。だが、一体何を話し合ったのか。国際情勢を見れば日本は賢く厳しくロシアに領土返還を迫るべき時であるにもかかわらず、首相が迫った形跡はない。5月18日の『日本経済新聞』の取材に応じた町村…

→続きを読む

このページのトップへ