「 中国共産党大会後に不穏な変化の兆候 強権体質の習氏に安易な妥協は禁物 」
『週刊ダイヤモンド』 2017年12月9日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1210 「産経新聞」北京支局の藤本欣也記者が11月29日付紙面で、中国軍元高官の自殺を報じた。自死したのは中国人民解放軍(PLA)上将の張陽氏で、先に拘束された徐才厚、郭伯雄両軍人の事件に関連して取り調べを受けていた。 張氏は軍の人事や政治・思想部門のトップを務めていた。このような重要な地位にあ…
「 習近平は権力基盤を固めたか 」
『週刊新潮』 2017年12月7日号 日本ルネッサンス 第781回 いま64歳の中国国家主席、習近平氏はいつまで君臨するのか。毛沢東と並ぶ絶対権力者としての地位を固め得るのか、軍は掌握しているのかなど、見極めるべき点は多い。 なんと言っても、氏は中華人民共和国建国100年の2049年までに「中華民族は世界の諸民族のなかにそびえ立つ」と宣言する人物だ。 中国共産党創設から100年…
「 731部隊を巡る中国の対日歴史復讐戦 事実の歪曲・捏造阻止へ全容の解明を 」
『週刊ダイヤモンド』 2017年12月2日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1209 米国と中国の大きな相違は民主主義体制か専制独裁体制かとの点にとどまらない。米国は呑み込まない国、中国は呑み込む国である。米国は自国の広大な国土に満足しており、それ以上に植民地や国土を拡張しようとは考えていない。中国はすでに広大な土地を手に入れているにもかかわらず、これからも他国の領土領海を奪い…
「 米外交の敗北はキッシンジャー氏の助言か 」
『週刊新潮』 2017年11月30日号 日本ルネッサンス 第780回 先の米中首脳会談を、世界の多くのメディアが「アメリカの敗北」だと断じた。単にドナルド・トランプ大統領が習近平国家主席に敗北したのにとどまらず、世界の大潮流が変化を遂げてゆくとの予測ばかりだ。 インターネット配信の「言論テレビ」で、国家基本問題研究所副理事長の田久保忠衛氏は、トランプ氏のアジア歴訪を「大国の自殺」と…
「 米国と対等の地位を印象づけた中国 日本にとって最悪の国際環境が到来 」
『週刊ダイヤモンド』 2017年11月25日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1208 後世、ドナルド・トランプ米大統領の初のアジア歴訪は、米中の力関係逆転の明確な始まりと位置づけられるだろう。そこに含まれている歓迎すべからざるメッセージは中国共産党の一党独裁が、米国の民主主義に勝利したということであろう。中華民族の偉大なる復興、中国の夢、一帯一路など虚構を含んだ大戦略を掲げる…













