「 ユネスコ巡る日本外交は3連勝も中韓との歴史戦争はまだこれから 」
『週刊ダイヤモンド』 2017年11月11日 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1206 久々にほっとするニュースだ。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の国際諮問委員会(IAC)が、中韓両国等9カ国15団体が「世界の記憶」として共同申請した慰安婦資料の登録の見送りを10月31日、正式決定した。 彼らの申請資料は2744点、慰安婦を「強制連行の被害者」「性奴隷」ととらえて日本を非…
「 日本の悪夢、米中の大取り引きはあるか 」
『週刊新潮』 2017年11月9日 日本ルネッサンス 第777回 11月5日からドナルド・トランプ米大統領がアジアを歴訪する。北朝鮮情勢が緊迫する中で最も注目したいのが中国訪問である。 折しも習近平国家主席は第19回中国共産党大会を乗り切ったばかりだ。自身への権力集中で専制独裁者並みになった習氏にトランプ氏はどう向き合うのか。アメリカは価値観の旗を掲げ公正な秩序の形成と維持に貢献し…
「 「偉大なる指導者」の地位目指す習近平 厄介な中国との対峙に向けて憲法改正を 」
『週刊ダイヤモンド』 2017年11月4日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1205 中国共産党第19回全国代表大会での習近平国家主席の演説を日本語訳で読んだ。「中華民族は世界の民族の中にそびえ立つ」などの表現をはじめ、国民の愛国・民族感情に訴えつつ、世界にそびえ立つ超大国を目指していることがどの文節からも伝わってくる。習氏が謳い上げた中国の本質は、中国は呑み込む国だということだ…
「 与党大勝の今、憲法改正を進めよ 」
『週刊新潮』 2017年11月2日号 日本ルネッサンス 第776回 10月22日の総選挙は、安倍自民党の圧勝、改憲勢力の大勝に終わった。ひと月足らずの選挙戦はどんでん返しの連続だったが、日本が取り組むべき重要課題、即ち憲法改正に積極的に取り組める枠組みができた。 日本の前には数々の難題や課題がある。今回の総選挙で国民は、まさにそれら国難に立ち向かい、日本の愁眉を開く道を、選んだのだ。…
「 北朝鮮危機の先に待ち受ける悪夢の筋書き 中国支配の朝鮮半島へ守り方問われる日本 」
『週刊ダイヤモンド』 2017年10月28日 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1204 朝鮮半島問題でいつも深い示唆を与えてくれる「統一日報」論説主幹の洪熒(ホン・ヒョン)氏がこのところ頻りに繰り返す。 「韓国も北朝鮮もレジームチェンジが必要だ」と。 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長がその国民を幸せにせず、周辺諸国に重大な危機をもたらしていることから考えれば、北朝鮮のレ…













