合祀を気にしていなかった中国 定型化した報道はウンザリだ
『週刊ダイヤモンド』 2013年5月11日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 984 4月22日、春の例大祭で靖国神社に詣でた。春も秋も、例大祭のときは澄んだ冷たい空気が御社(みやしろ)を包んでいるように思う。空は晴れやかな青磁色、きりりとした空気が緊張感をもたらし、祖国に殉じた人々の魂が私たちを見つめていると感じる瞬間である。 それにしても靖国神社に政治家が詣でるこ…
「 東北に医学部新設で医師不足解消 」
『週刊新潮』 2013年5月2日・9日号 日本ルネッサンス 第556回 東日本大震災から2年以上が過ぎたというのに、破壊された故郷に戻っている人の数は決して多くはない。故郷再生を願っていち早く戻った人々が、ここで暮らしていけるのかと心配する事柄の中に、インフラの問題がある。中でも、医療体制の崩壊は深刻である。 元々、大震災前から東北地方の医療は疲弊していた。震災が一層拍車をかけた。壊…
「 尖閣諸島周辺海域の日台漁業協定 『沖縄県が政府に抗議』の真相 」
『週刊ダイヤモンド』 2013年4月27日・5月4日合併号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 983 沖縄県の仲井眞弘多知事が、4月10日に日本と台湾が結んだ尖閣諸島周辺海域に関する漁業協定の撤回を安倍政権に申し入れると、「沖縄タイムス」が報道した。同紙は高良倉吉副知事が杉田和博官房副長官に「抗議」したとも報じた。実態を見てみよう。 尖閣諸島問題で大事なことの一つが、中…
「 米外交は親中路線に変質するか 」
『週刊新潮』 2013年4月25日号 日本ルネッサンス 第555回 4月15日、東京砂防会館で開かれたシンクタンク「国家基本問題研究所(国基研)」主催の月例研究会は人で溢れていた。論者は国基研副理事長の田久保忠衛氏、同企画委員で産経新聞特別記者の湯浅博氏、米国で長年過ごした前民主党衆議院議員の北神圭朗氏、それに私である。テーマは「米は変質するか―4月28日主権回復の日、日本の対処は」だっ…
「 五島列島に突如現れた中国船90隻 海上保安署の対処は2隻の小船 」
『週刊ダイヤモンド』 2013年4月20日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 982 宰相たる人物は、国益擁護のために常に全体像を見なければならない。例えば尖閣諸島の防衛においては中国の海洋戦略全体を見なければならない。 中国は習近平総書記の下で、海洋戦略を一新した。もともと中国には五龍と呼ばれる海洋権益防御の組織がある。国家海洋局による海洋の調査・管理をする「海監」…













