9月5日、無事に改正住民基本台帳法を考える国民会議
こんにちは。
9月5日、無事に改正住民基本台帳法を考える国民会議、第一回を開くことができました。
どれだけの方々が集まって下さるか、心もとなかったのですが、約200人の方々が来て下さいました。
会場を一杯にして下さった皆様、本当にありがとうございました。そして当日いらっしゃることが出来なかったけれども、お問い合わせを頂いた多くの皆様も、本当にありがとうございました。
第一回会議では、なぜ住民基本台帳法に反対しなければならないのかを中心に「プライバシー・クライシス」(文藝春秋)を書かれた斉藤貴男さんが基調講演をし、それにつづくパネルディスカッションには、長野県知事の田中康夫さん、政治評論家の屋山太郎さん、作曲家の三枝成彰さんらが発言しました。
会場からも多くの発言があり、下記のような小泉首相にあてたアピール文を、会議のあとに首相官邸に届けました。
これからさらに、具体的に改正住民基本台帳法を実質的になくしていくために、知恵をしぼり、力を尽くしていきます。
人間である前に、番号でしかないような社会にしないために。
改正住民基本台帳法を考える国民会議 アピール
改正住民基本台帳法が2002年8月17日までに本格的に施行されます。国民総背番号制のこの制度は、国家が国民ひとりひとりの情報を一元的に管理し、監視するものです。
またコンピュータに入力された個人情報が、万一、漏れ出すことになれば、プライバシーに対する重大な侵害となります。
改正住民基本台帳法を考える国民会議では、自由主義を守りプライバシーを尊重する観点から、改正住民基本台帳法の改正部分、国民総背番号制の廃止、凍結、再検討を小泉総理大臣に申し入れるとともに、広く国民の皆様に強くアピールいたします。
平成13年9月5日
櫻井 よしこ
屋山 太郎
田中 康夫
三枝 成彰