櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

「 日本は即備えよ、中国海軍の脅威 」

2010年04月」の検索結果: 10
2010.04.29 (木)

「 日本は即備えよ、中国海軍の脅威 」

『週刊新潮』 2010年4月29日号 日本ルネッサンス 第409回 4月10日、中国海軍東海艦隊の潜水艦、駆逐艦、フリゲート艦、補給艦、艦載ヘリなど10隻から成る多兵種連合編隊が、沖縄本島と宮古島の間を通過した。 「まさに威風堂々ですよ」 中国海軍の大規模編隊が日本近海を初めて航行したその様子に、海上自衛隊の関係者が思わず呟いた。 大艦隊の航行からその意図が読みとれる。注意深く見れば…

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2010.04.24 (土)

「 外洋海軍力を誇示する中国軍 日本は国防計画の見直しが急務 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年4月24日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 835 いよいよここまで来たか。外洋海軍としての力を備えた中国が、太平洋およびインド洋の地政学を根本から塗り替えていく。日本は、中国の意向を常に気にして生きていかなければならない状況に陥るかもしれない。そんな思いで聞いたのが、中国海軍が10隻の艦隊を組んで沖縄本島と宮古島のあいだを通過したニュースだった。 …

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2010.04.22 (木)

「 北朝鮮関与を否定したい李大統領 」

『週刊新潮』 2010年4月22日号 日本ルネッサンス 第408回 突然真っ二つに割れて沈没した韓国海軍の哨戒艦「天安」、韓国沿岸作戦の主力艦の轟沈という一大事件への韓国政府の対応は奇妙である。 沈没から2週間が過ぎたいま、北朝鮮が関与した可能性が言及されつつある。かといって、北朝鮮との決定的な対立を好まない李明博大統領が、どこまで真相解明を進めるかについては、未だ不明瞭だ。 沈没まで…

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2010.04.17 (土)

「 日本人を使ったダミー取引で森や水資源を奪う中国などの外資 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年4月17日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 834 4月5日にタイ中部のホアヒンでメコン川委員会(MRC)の初の首脳会議が開かれた。タイ、ベトナム、ラオス、カンボジアの4首脳を軸に、中国をオブザーバーとしての会議である。 メコン川に依存して生計を立てる流域人口は6,000万人、農業、漁業、物流すべてが豊富な水量あってのことだ。ところが1990年…

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2010.04.15 (木)

「 朝鮮高校の授業料無償化は不当だ 」

『週刊新潮』 2010年4月15日号 日本ルネッサンス 第407回 高校授業料無償化法が3月末の参院本会議で、与党、公明、共産などの賛成多数で成立した。朝鮮学校はじめ各種学校への支給については結論を出さず先送りした。いずれ文部科学大臣の下に専門家委員会を設けて結論を出させるそうだが、政治主導といいながら、この内閣は大事なことほど自ら決められないのである。 小沢一郎民主党幹事長も、鳩山由紀…

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2010.04.10 (土)

「 改名申請者の数が増える韓国 国力を衰えさせる危うさはないか 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年4月10日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 833 韓国人の50に1人は改名を望み、親がつけてくれた名前をむやみに変えてはならないという儒教の伝統がすたれつつある。3月31日付の週刊新聞「統一日報」のコラム「裏窓」がこのように指摘していた。 非常に興味深い。もう少しご紹介すると、韓国で改名はもはやスポーツ選手やスターだけのことではなくなり、…

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2010.04.08 (木)

「 国益の『嘘』と私益の『嘘』 」

『週刊新潮』 2010年4月8日号 日本ルネッサンス 第406回 鳩山由紀夫首相は、ひょっとして、“病気”なのではないか。こんな言い方は首相でなくとも誰に対しても失礼なことだと承知してはいるが、普天間飛行場移設問題に関する首相発言の変遷は、それほど異常である。 首相は3月29日夜、こう語った。 「今月中じゃなきゃならないということは法的に決まっているわけじゃない」 国民は皆、3月末まで…

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2010.04.03 (土)

「 米国の医療保険制度改革と中国の影響力増大の懸念 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年4月3日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 832 米下院は3月21日の日曜日深夜の本会議で、オバマ大統領の悲願である医療保険制度改革法案を成立させた。過去100年間、セオドア・ルーズベルト大統領以来、誰も成し遂げ得なかった改革を実現させたことで、オバマ大統領は歴史に名を刻んだといえる。 大変革だけに現実は厳しさを伴うだろう。それにしても、オバマ改…

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2010.04.01 (木)

「 それでも普天間を現行案で移設せよ! 」

『週刊新潮』 2010年4月1日号 日本ルネッサンス・拡大版 第405回 どうみても、成熟した大人になりきれていない鳩山由紀夫首相は、普天間飛行場の移設先について、閣議決定を前に打つ手もなく、思案投げ首の苦境に陥った。 移設先は、日本国政府、地元、米国政府の三者の合意なしには決められない。たとえ思いつきの移設先を、首相が呟いたとしても、地元と米国の合意がなければ無意味である。 日本政府…

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