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「 米国から手痛い“しっぺ返し” 鳩山外交では日本は持たない 」

2010年01月」の検索結果: 10
2010.01.30 (土)

「 米国から手痛い“しっぺ返し” 鳩山外交では日本は持たない 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年1月30日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 823 鳩山政権下で日米関係はきしみ続け、日米安全保障条約改定調印から50周年の記念日の1月19日、日米両政府が合同で主催する記念式典はおろか、声明の合同発表さえも危ぶまれていた。 実際には、両国の外相と防衛相、計4人の連名で「日米安保50年 共同声明」が発表された。内容は、「日米安保体制は、引き続き…

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2010.01.28 (木)

「 金正日の経済失策、脱北詩人の眼 」

『週刊新潮』 2010年1月28日号 日本ルネッサンス 第396回 「北韓(北朝鮮)では、民心はドルの価値と正比例します。ドルの支配力が日増しに金正日総書記の神格化を圧し潰すはずです」 こう語るのは脱北詩人の張真晟(チャンジンソン)氏だ。氏は、かつて当欄で紹介した詩集『わたしの娘を一〇〇ウォンで売ります』(晩聲社)の著者である。 氏は長く金正日総書記に仕え、その人物像や業績を讃える幾多の…

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2010.01.23 (土)

「 小沢一郎氏ら民主党が提案する外国人参政権付与案に私は反対 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年1月23 日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 822 今月11日の政府・民主党首脳会議で、永住外国人に地方参政権を付与する法案を18日召集の通常国会に提出することが確認されたと報じられた。 同法案に関して、民主党内にはもともと深い亀裂があった。推進派の小沢一郎、鳩山由紀夫、岡田克也各氏らの勢力に反対する渡辺周、長島昭久、松原仁各氏らが存在し、法…

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2010.01.21 (木)

「 安保50年、日米両政府は祝わない 」

『週刊新潮』 2010年1月21日号 日本ルネッサンス 第395回 1月19日、海上自衛隊は碇泊中の艦船を満艦飾に装い、夜には各艦にライトを当てて、50年前のこの日、日米安保改定条約が調印されたことを祝うという。同じ日、駐日米国武官主催の「ホームパーティー」も開かれる。関係者への招待状は 1月12日配達という直前のタイミングだが、鳩山政権の空虚な安全保障政策に危機感を抱く人々は、同会への招待…

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2010.01.16 (土)

「 民主党政権を主導する小沢一郎氏 矛盾に満ちた変節を疑う 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年1月16日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 821 藤井裕久財務大臣の辞任など、鳩山民主党は年初から波乱含みである。藤井氏辞任の背景に、小沢一郎幹事長との齟齬があったと指摘されている。民主党政権の展望が一に小沢氏の意向や決定にかかっているといっても過言ではない現在、氏の目指すものは何なのかを、明確に把握しておきたい。 『日本改造計画』(講談社)…

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2010.01.14 (木)

「 領土外交に汚点、小沢・鳩山の無策 」

『週刊新潮』 2010年1月14日号 日本ルネッサンス 第394回 2つの国が領有権を争う領土について、それぞれ主張を展開するのは当然のことだ。しかし、日本政府はまず相手国の立場を度し、日本の立場を十分に主張してこなかった。そのツケは北方四島にも竹島にも明らかで、主張なき無策は必ず、尖閣にも影を落とすだろう。 昨年12月25日に発表された高校の学習指導要領解説書では、領土問題としての竹島の…

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2010.01.09 (土)

「 有事の可能性が大きい北朝鮮 自由統一に向けた備えが急務 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年1月9日新春号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 820 新しい年が巡り来た。私たちの前に広がるこの一年は緊張溢れる年になるだろう。民主党政権下の政治的空白と機能停止状況から脱して、多くの緊急事態に向けての準備を整えなければならない。その一つが北朝鮮有事である。 近い将来、北朝鮮情勢が激変する可能性は大である。日本は北朝鮮有事を日韓関係の根本的改善につ…

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2010.01.07 (木)

「 おかしいぞ、小沢氏の対米観 」

『週刊新潮』 2009年12月31日・2010年1月7日合併号 日本ルネッサンス 第393回 民主党の小沢一郎幹事長が絶対的権力者の風貌を見せている。政府の要職にあるわけでもないが、氏は事実上、日本国の政治を動かしている。内政・外交において氏の声はまさしく天の声としての力を発揮する。 強大な力をもつ氏の、2009年12月の韓国での発言には、外国人参政権問題をはじめ、受け入れ難いものが多かっ…

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2010.01.02 (土)

「 火星にはやはり生物がいる!? 科学に夢を託し国力の基盤を固めたい 」

『週刊ダイヤモンド』   2009年12月26日・2010年1月2日合併号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 819 2009年は目まぐるしい1年だった。日本の未来を考えると、とても心配な年でもあった。けれど、目を広大な宇宙に向ければ、おもしろい一年だった。宇宙で今いちばんホットな話題は、火星のメタンであるが、その解明に向けてのエネルギーがいっそう高まった年である。 昔から私たちは、宇…

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2010.01.01 (金)

新年 おめでとうございます

新年おめでとうございます。 昨年の政権交代以降、日本は迷走の度合いを強めてきました。一人一人の努力が反故にされてしまうような政治の空白が続いています。こんなときこそ、私たちの考え方や価値観が問われます。国全体の大きなゆらぎの中では、一人一人の発言や判断が、究極的に社会を動かし、国を動かす力となり得ます。 そのためにも、一緒に考え、日本の未来を前向きに立て直していきたいと願っています。 言論活…

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