「天下り、渡りは今年で廃止と言い切った麻生首相は本気で頑張れ!」
『週刊ダイヤモンド』 2009年2月14日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 776 麻生太郎首相は本気で重い腰を上げたのだろうか。ようやく公務員制度改革に乗り出したかに見える。2月3日、衆議院予算委員会で、公務員の天下りや渡りを、今年いっぱいで廃止する政令をつくると表明した。また、同日、国家公務員制度改革推進本部の会合を開き、今後4年間の制度改革の道筋を示す工程表を決定した。 天…
「 官僚の悪知恵いまだ“健在” 独立行政法人トップの大半が天下りという実態を見よ 」
『週刊ダイヤモンド』 2003年9月20日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 510回 選挙で選ばれた国民の代表である政治家が改革を叫んでも、この国は変わらない。国民の代表でもない官僚機構が居座り、お手盛りで自らの利益を計ることに異常な執着を見せるからだ。 9月7日の「毎日新聞」の報道はその一例である。小泉純一郎首相の目玉政策である特殊法人改革で、廃止される特殊法人に替えて10月に発…
「 不要なポストを大幅増設! 官僚の天下り先拡大を狙う国立大学法人法の卑しさ 」
『 週刊ダイヤモンド 』 2003年5月24日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 494回 全員ではないが、官僚には許しがたい人びとが多い。法案立案で彼らが目指すのは、自己利益以外なにもないとさえ思えるからだ。 一例が、今、国会で審議中の国立大学の法人化だ。「国立大学法人法」を読み、遠山敦子文部科学大臣の国会発言を検証して見えてくるのは、信じがたい偽善の構造である。 遠山大臣は、「…
「 『詐欺師紛い』官僚のレトリックに騙されるな投入資金年間40兆円!特殊法人のツケは国民に回ってくる 」
『PRESIDENT』 2001年11月12日号 聖域なき構造改革を掲げる 小泉政権は 廃止・民営化を軸に 特殊法人改革を進めている。 官僚たちは、既得権益を守るため、 巻き返しに必死だ。 特殊法人は彼らが自由に使える 財源であり、退職後の天下り先だ。 私利のために無駄な事業が 繰り返され、知らぬ間に 国民の血税や資産が消えていく。 日本の地盤沈下の元凶である 特殊法人に寄生する官僚たちの 騙…
「 この国の本当のワルは誰だ 」
『波(新潮社)』 2001年9月号 小倉昌男・櫻井よしこ対談 菊の御紋の方程式 櫻井: 『日本のブラックホール 特殊法人を潰せ』を執筆するために改めて特殊法人問題を取材して感じたことは、この国の体制の理不尽さです。日本の本当のワルは官僚なのだという結論に達しました。小倉さんはこういうことを何十年も前に感じていらっしゃったことでしょう。 小倉: 原稿を拝読して官僚には悪知恵があると、再び…
「 税金を私物化し利権を離さない特殊・公益法人のあきれた実態 」
『週刊ダイヤモンド』 2001年9月1日号 オピニオン縦横無尽 第410回 過日、元ヤマト運輸社長の小倉昌男氏と語り合った時のことだ。 『日本のブラックホール 特殊法人を潰せ』という本をまとめたばかりの私に、小倉氏は全国に26,000もある公益法人の“悪”について語った。周知のように、氏は旧運輸省や旧郵政省と“烈しく”戦ってきた人である。その戦いは、いつもきわめて大胆かつ緻密である。 公益…
「 責任者不在のプロジェクト 」
『GQ』 2001年8月号 COLUMN POLITICS 官僚の実像は掴みにくい。年度末に予算が余ったといって数千万円単位のワインを買うのも官僚であり、赤字国債を解消して健全財政に導こうと、元首相の橋本氏を財政再建路線に走らせたのも官僚だ。 無責任なのか、利己主義者なのか、国政に責任をもとうとしているのか。多面体人間の官僚集団が日本を動かしてきたのは事実である。彼ら官僚の姿への興味は尽きな…
「 無用の長物『都市基盤整備公団』なぜ廃止しない 」
『週刊新潮』 2001年5月31日号 櫻井よしこ告発シリーズ 第4回 世界最大の住宅デベロッパーから、世界最大の地上げ機関へ、特殊法人、都市基盤整備公団は、生き残りをかけて巧みに変身しつつある。 この変身と生き残りには、しかし、特殊法人の例に漏れず、膨大な国民負担が伴う。都市公団の借入金はいまや14兆8548億円、その殆どが財政投融資である。加えて補助金、出資金、補給金などの名目で2000年…











