櫻井よしこ オフィシャルサイト https://yoshiko-sakurai.jp/

「 金正日死去、果敢に拉致解決に挑め 」

2011年12月」の検索結果: 108
2011.12.29 (木)

「 金正日死去、果敢に拉致解決に挑め 」

『週刊新潮』 2011年12月29日号 日本ルネッサンス 第491回 北朝鮮の金正日総書記が死んだ。死亡は17日だったそうだ。以降の焦点の第一は、後継者とされる金正恩に政権を担う力があるかである。 シンクタンク国家基本問題研究所企画委員で東京基督教大学教授の西岡力氏は、金正恩政権は長続きはしないと予測する。 「2つの反正恩勢力が存在しています。まず、中国式の改革開放路線を採用して一党独裁政…

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2011.12.27 (火)

With Kim Jong-il’s Death, Now Is the Time for Japan to Dauntlessly Pursue Resolution of the Abduction Issue

   North Korea’s Kim Jong-il is dead. His death reportedly came on December 17. Now, the world’s main focal point is whether Kim Jong-un, the late leader’s successor, is able enough to shoulder the re…

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2011.12.24 (土)

「 “ひとり負け”を脱したCOP17 枠組み外でも温暖化防止に注力したい 」

『週刊ダイヤモンド』   2011年12月24日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 917 南アフリカ共和国のダーバンで開催された第17回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP17)は、日本にとって事実上“ひとり負け”だった京都議定書から脱する第一歩となった。 ダーバン会議は来年末で期限が切れる京都議定書に代わる新たなCO2削減の枠組みづくりを目指した。世界最大の温暖化ガス排出国の…

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2011.12.22 (木)

「 日朝交渉秘話、金正日側近の証言 」

『週刊新潮』 2011年12月22日号 日本ルネッサンス 第490回 12月10日、北朝鮮人権侵害問題啓発週間が始まり、都内で「拉致被害者はなぜ生きていると言えるのか」という国際セミナーが開催された。同セミナーで北朝鮮の対南工作機関である統一戦線部(統戦部)の元幹部、張哲賢(チャンチョルヒョン)氏が語った内容は衝撃的だった。 ちなみに氏は08年に、詩集『わたしの娘を一〇〇ウォンで売ります』…

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2011.12.17 (土)

「 ニクソン米大統領の訪中と酷似したクリントン長官のビルマ訪問の真意 」

『週刊ダイヤモンド』   2011年12月17日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 916 11月30日から3日間、ビルマを訪れたクリントン米国務長官と民主化運動指導者のアウン・サン・スー・チー氏との対面の様子に、思わず目が吸い寄せられた。しっかりと抱擁し合った二人は、このうえなく息の合ったかたちでアジアの近未来を決定的に変えていくだろう。両氏の互いへの敬いと信頼の深さは、その後明らか…

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2011.12.15 (木)

「 冷静な思考でTPPを国益に繋げよ 」

『週刊新潮』 2011年12月15日号 日本ルネッサンス 第489回 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に関して、「TPP賛成派はバカか売国奴」(『WiLL』2012年1月号)などと、強烈な見出しが目につく。書籍の題名にも「間違いだらけ」「食い物にされる」「詐欺だ」などの言葉が躍る。 日本の国益を考えた憂国の想いゆえにこうした表現がなされるのであろう。しかし日本はいま大事な局面に立っている…

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2011.12.10 (土)

「 原発に高度な安全性を求めつつ いまこそ冷静に議論を深めたい 」

『週刊ダイヤモンド』   2011年12月10日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 915 佐藤雄平福島県知事は11月30日、県内に立地している東京電力の原発10基すべてを廃炉にするよう要請すると発表した。福島第一原子力発電所の1号機から6号機のうち6号機、さらには第二原子力発電所は大地震と津波に耐え無事だった。だが、福島県は、すべての廃炉を求める。 一方、米国は新たな原発4基の建設…

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2011.12.08 (木)

「 皇室典範改正でも伝統を厳守せよ 」

『週刊新潮』 2011年12月8日号 日本ルネッサンス 第488回 羽毛田信吾宮内庁長官が10月5日に野田佳彦首相を官邸に訪ね、女性宮家の創設を「火急の案件」として要請したと、「読売新聞」が11月25日朝刊で報じた。 6日に入院された天皇陛下は気管支肺炎から回復されて24日、無事、退院なさったが、陛下のご病気に際して、誰しも皇室の未来に危機感を深めたのは確かだろう。 危機感は第一に皇族方の数…

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2011.12.03 (土)

「 アジア太平洋自由貿易圏への道 米国、中国、それとも日米が主導するか 」

『週刊ダイヤモンド』   2011年12月3日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 914 アジア太平洋情勢がダイナミックに変化するなか、日本の命運は世界情勢を俯瞰して大戦略を考えることができるか否かにかかっている。私たちは大局に立たなければならない。 インドネシア・バリ島のヌサドゥアで11月19日に開催された東アジアサミット(EAS)は、米国の対中政策の新たな展開を強く印象づけた。 …

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2011.12.01 (木)

「 陛下の祭祀簡略化は宮内庁の愚策 」

『週刊新潮』 2011年12月1日号 日本ルネッサンス 第487回 天皇陛下のご入院が長引き、大層心配である。お若いとはいえない天皇皇后両陛下のご健康問題は極めて重要であり、皇室と日本の未来を見据えて少なくとも二つの点に取り組まなければならない。 第一点は、天皇陛下のご公務の見直しである。 今年のお誕生日に際して皇后陛下、美智子さまは、お二人の健康について「少ししんどい年令に来ているかと…

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