「 TPP参加で世界に打って出て日本の農業の未来を開け 」
『週刊ダイヤモンド』 2011年10月22日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 908 野田佳彦首相は11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)までに環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加の結論を出す構えだ。民主党内の反TPP議員らは牽制するが、彼らの主張を見事に論破したのが、浅川芳裕氏の『日本の農業が必ず復活する45の理由』(文藝春秋)である。 氏はこれまでにも日本農業には…
「 現状維持策では日本は衰退する 開かれた体制で自立心を養いたい 」
『週刊ダイヤモンド』 2011年8月27日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 900回記念拡大版 7月30日の英「エコノミスト」が財政・経済問題を解決出来ない米国のオバマ大統領とドイツのメルケル首相の着物姿の風刺絵を載せ、「日本人になる(Turning Japanese)」と皮肉った。「西側社会における恐るべきリーダーシップの不在、しかし、どこかで見たような……」という副題には、日…
「 捕鯨、怯まず正しさを主張せよ 」
『週刊新潮』 2010年3月4日号 日本ルネッサンス 第401回 2月21日、豪州を訪れた岡田克也外相は、西海岸の町、パースでスミス外相と会談した。世界屈指の美しさで知られるパースの自然とは対照的に、会談では鯨問題を巡る険しい対立が浮き彫りにされた。 南極海での日本の調査捕鯨に対して、米国の反捕鯨団体シーシェパード(SS)の妨害が続いているのは周知のとおりだ。SSは、本部を米国に置き、カナ…
「【対談 vs 石破茂氏】 “所得半減”高齢化した“日本農業”をどう救うか」
『週刊新潮』’09年2月26日号 日本ルネッサンス・拡大版 第351回 櫻井 石破さんが農水大臣に就任されてまもなく5カ月が経とうとしています。この間、矢継ぎ早にメッセージを発信されてきました。「農林水産業は存亡の危機にある」「人気取りに走ることなく、政策を根本から見直す」と述べて、事実上、減反政策にも踏み込みました。農業政策は、一昨年の参院選挙以来、民主党が積極的に打って出て、自民党の基盤を…
「感情的反捕鯨論との闘い方」
『週刊新潮』 2009年2月19日号 日本ルネッサンス 第350回 2月6日、南極海で調査捕鯨船「第二勇新丸」が米国の反捕鯨団体「シー・シェパード」(SS)の抗議船に体当たりされ、母船の「日新丸」には、目に入ると失明の恐れがある酪酸入りの瓶が投げ込まれた。 国内では、かつて外務副報道官を務めた谷口智彦氏の『WEDGE』09年2月号での主張をはじめ、日本は調査捕鯨から撤退すべきだとの意見が発表さ…
「検査対象外だったメタミドホス 汚染米売却の裏に既得権益」
『週刊ダイヤモンド』 2008年9月27日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 757 大阪市の三笠フーズに端を発した汚染米転売事件は、その後、なお、広がりを見せている。食用には適さないコメを食用として不正転売していた業者は、 9月17日現在、三笠フーズをはじめ、名古屋市の浅井、愛知県小坂井町の太田産業、新潟県長岡市の島田化学工業の四社、汚染米の販売先は和菓子製造会社や病院、老人ホー…
「カツオ、スルメイカ、桃豚…… 食料自給率を高める地産地消」
『週刊ダイヤモンド』 2008年5月31日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 741 中国の毒入り餃子事件で、輸入食品に頼る日本の脆弱性があらためて注目された。その際いちばん多かった国民の反応は、日本の食料自給率を上げなければならないというものだった。 日本の自給率はいまや39%。牛や豚、鶏などの飼料の自給率に至ってはわずかに10%だ。日本は儚いほどに脆弱な国になってしまっている…











