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「 対ロ外交、飛んで火に入る野田政権 」

ロシア」の検索結果: 13
2012.09.20 (木)

「 対ロ外交、飛んで火に入る野田政権 」

『週刊新潮』 2012年9月20日号 日本ルネッサンス 第526回 オバマ米国大統領はウラジオストクで開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)を欠席した。ロシアのプーチン大統領が5月、米国での主要国首脳会議(G8)を欠席したことへの反応と見られている。 野田佳彦首相も9月8日からのAPECを抗議をこめて欠席すべしという意見があった。メドベージェフ首相を筆頭にロシア政府の閣僚たちが北方領土…

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2012.06.30 (土)

「 楽観論が通用しない北方領土 問題の核心は4島の帰属にある 」

『週刊ダイヤモンド』   2012年6月30日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 942 野田佳彦首相は20ヵ国・地域首脳会議(G20)で訪れたメキシコのロスカボスでプーチン・ロシア大統領と会談した。プーチン氏の直面する課題は将来にわたるロシア経済の基盤強化である。そのために日本の経済協力が欠かせない。 日本の最大の課題は北方4島の返還である。今日まで続く島の不法占拠を、1993年1…

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2012.06.23 (土)

「 異質の価値観で生き残ろうとするロシア、中国との闘いは先鋭化 」

『週刊ダイヤモンド』  2012年6月23日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 941 プーチン・ロシア大統領の内外にわたる強気政策は将来展望が見えない。 同大統領は5月18日にキャンプデービッドで行われた主要国首脳会議(G8)を欠席した。組閣で忙しいとの理由だったが、真の理由は米国主導で配備が進むミサイル防衛網(MD)への反発だとみられている。 MDについて、5月22日に北大西洋…

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2010.12.18 (土)

「 強者プーチンとの北方領土交渉 名誉欲にとらわれてはいけない 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年12月18日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 867 ロシアが強硬である。12月6日、日米両国が合同演習を行った日本海上空にロシア軍の電子偵察機二機が進入、機密情報を収集される恐れがあるため、訓練は一時、中断された。 演習は、日米双方から艦艇60隻、航空機400機、隊員4万5,000人が参加する過去最大規模だった。ロシアの電子偵察機は大胆にも訓練…

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2010.11.13 (土)

「 ロシア大統領国後訪問に無策の日本 カチンの罪を認めさせたポーランド 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年11月13日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 862 菅直人首相は、メドベージェフ・ロシア大統領の国後島訪問を「NHKの報道で知った」そうだ。なんとも危機管理の出来ていない首相ではないか。 一時帰国した河野雅治駐ロシア大使は今回のロシア大統領の国後訪問を、「国内向けに指導力を誇示する狙い」と空疎な説明をし、首相は、引き続き分析せよと無意味な指示…

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2010.09.18 (土)

「 日本を悪者に仕立て上げてしまった菅、仙谷両氏の歴史観 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年9月18日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 854 サハリン韓国人の二世ら約2,000人が州都ユジノサハリンスクで、日本政府に法的責任と賠償を求める決議を採択したと、「毎日新聞」が9月7日付夕刊で伝えた。菅直人首相は8月10日に日韓併合100年の談話を発表し、サハリン韓国人への支援継続を約束したが、彼らは、それは法的措置を認めないための措置だと切り…

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2010.08.07 (土)

「 領土主権の意識なき民主党政権の危うさ 」

『週刊ダイヤモンド』   2010年8月7日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 849 一国の指導者が一ミリも譲ってはならない事柄がある。その一つが領土問題である。だが、民主党政権は初代首相の鳩山由紀夫氏も二代目の菅直人氏も、領土問題に関してはわれ関せずの姿勢を取る。この一事だけでも、民主党の現執行部には国政を担う資格がないのである。 7月28日、各紙は、「北方領土三世」に菅首相が…

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2009.10.17 (土)

「 鳩山首相と一郎元首相の共通項 甘い『友愛』への大いなる不安 」

『週刊ダイヤモンド』   2009年10月17日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 809 鳩山由紀夫首相の唱える友愛外交は祖父・一郎から学んだと、首相は「Voice」9月号で述べている。一郎の友愛は「博愛」を指し、「革命の旗印ともなった戦闘的概念」だという。 一郎は友愛を説くとともに日本の憲法改正と再軍備を主唱した。こうした考えは、後述のように、一郎の信念というより政敵・吉田茂への…

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2009.06.20 (土)

「 日本で暗躍するロシア人スパイを描く『秘匿捜査』に実名で登場の鈴木宗男氏 」

『週刊ダイヤモンド』   2009年6月20日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 793 一見平和でのどかな日本で、日々、熾烈なスパイ活動が進行中だ。安全と水はタダなどと表現される日本人の思い込みとは裏腹に、情報工作員らを相手にした闘いの実態はきわめて厳しい。 その一端を描いた竹内明氏の『ドキュメント 秘匿捜査』(講談社)は、日本でうごめくロシア人スパイたち、彼らに取り込まれ情報提供す…

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2009.05.23 (土)

「 対馬、横須賀……要地買いを狙う外国人 危機意識薄い日本政府 」

『週刊ダイヤモンド』   2009年5月23日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 789 中国外務省の馬朝旭報道局長は、中国が国連の大陸棚委員会に、東シナ海で沿岸から200カイリ(約370キロメートル)を超える地域に大陸棚の拡張を求める関連資料を提出したことを明らかにした。東シナ海は沖縄直前まで中国領だとの年来の主張を、中国はこれから国連の場で展開することになる。 他方、日本政府は日本…

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