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「 冷静、果敢に取り組め尖閣の危機 」

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2013.02.21 (木)

「 冷静、果敢に取り組め尖閣の危機 」

『週刊新潮』 2013年2月21日号 日本ルネッサンス 第546回 尖閣諸島の海と空で中国の軍事的挑発が続く。私たちは中国の挑発にどう対処すべきだろうか。 まず尖閣諸島の領有権を巡る中国の挑戦は決着がつくまで続くと認識しておくことだ。中国が付け入る隙のないところまで完全に日本の領有権を確立してみせるか、中国が日本を排除して領土を奪い取るか、そのどちらかになるまで彼らは挑み続けてく…

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2013.02.16 (土)

「 激化する中国の挑発に対し日本は何をなすべきか 」

『週刊ダイヤモンド』   2013年2月16日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 973 尖閣諸島の海と空が尋常ならざる緊迫の中にある。 中国は昨年9月以来、尖閣諸島の真北80海里(約150キロメートル)の海にフリゲート艦2隻を常駐させてきた。この2隻の軍艦と、度々尖閣諸島周辺の領海を侵犯する国家海洋局所属の海洋監視船「海監」などは、これまでバラバラに動いていた。それが1…

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2012.12.08 (土)

「 『TBS映像事件』はテレビ等の偏向報道を示唆してはいないか 」

『週刊ダイヤモンド』   2012年12月8日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 964 ネットを見なければわからないニュースがある。その中でもごく最近驚いたのが、TBSによる悪質としか言えない映像の「誤使用」である。 11月16日放送の、みのもんた氏の「朝ズバッ!」で、痴漢事件で逮捕されたNHKのアナウンサーの件を報道する映像の中に、安倍晋三自民党総裁の笑顔がごく短い時…

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2012.12.06 (木)

「 中国の脅威を前に国防軍の必要性 」

『週刊新潮』 日本ルネッサンス 2012年12月6日号 第537回 12月16日の衆議院選挙は、日本周辺に押し寄せる危機に、自主独立国としての日本が如何に対処するか、その基本方針を問う選挙であってほしい。各政党は経済やエネルギー問題とともに、わが国の国防体制の脆弱性を是正する方途を語らなければならない。しかし、民主党も一部メディアも自民党と安倍晋三総裁の「国防軍創設」論への批判を強めながら…

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2012.11.24 (土)

「 明確な政策を掲げて選挙を戦い 強く賢い自主独立の国づくりを 」

『週刊ダイヤモンド』   2012年11月24日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 962 11月14日の党首討論は野田佳彦首相が仕掛けた大技だった。それは党首討論という次元のものではなく、首相の捨て身の戦いだった。しかも相手は自民党ではなく、党内反対勢力だったと考えてよいだろう。 首相のやることなすことすべてに反対するのは野党ではなく、党内勢力だった。彼らは環太平洋戦略…

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2012.11.01 (木)

「 鳩山氏、最高顧問に返り咲きの仰天 」

『週刊新潮』 2012年11月1日号 日本ルネッサンス 第532回 民主党の政策や人事に論理の破綻や一貫性の欠如はいつものことで、もはや大概のことには驚かないつもりだった。しかし、またもや驚いた。鳩山由紀夫元首相が党最高顧問に復帰して外交を担当するそうだ。 氏は首相就任直後から、現在の日本にとって最重要の日米関係を根幹から揺るがし、中国、ロシア、韓国による領土侵略の動きを促す…

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2012.10.25 (木)

「 いまこそ直視せよ、人民解放軍の光と影 」

『週刊新潮』 2012年10月25日号 日本ルネッサンス 第531回 10月14日、海上自衛隊の観艦式で野田佳彦首相が行った訓示には勢いがある。首相は「海洋国家・日本の『礎』である海。我が国最大のフロンティアである海。我が国の海を守るという諸君の職責は日本人の存在の基盤そのものを守ることに他なりません」と語り、「我が国をめぐる安全保障環境はかつてなく厳しさを増している」と強調、海自…

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2012.10.20 (土)

「 有事の真っ只中のいま なぜ防衛予算の削減か 」

『週刊ダイヤモンド』   2012年10月20日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 957 野田佳彦首相の頬がぷっくり膨らんでいる。元々丸い体形ではあったが、他の国家指導者の就任1年或いは2年後の体形や外見と比べると、そこには大きな違いがある。小泉純一郎氏は就任1年もすると髪の白さが目立ち始めた。痩せ型の人がさらに痩せたことは、頬の肉がこそげ落ち、頬骨がさらに高くなったこと…

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2012.10.06 (土)

「 中国問題を乗り越えるための米韓豪印、東南アジア諸国との連携 」

『週刊ダイヤモンド』   2012年10月6日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 955 9月25日、40隻の台湾漁船団が8隻の巡視船に守られながら尖閣諸島の日本の領海を侵犯した。日本政府の手抜かりが招いた結果であり、ここから先の日本政府の対策が問われている。 漁船団に尖閣行きの資金、500万台湾元(約1,350万円)を提供したのは旺旺グループの蔡衍明会長だが、彼は江沢民…

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2012.08.02 (木)

「 感情的反発に傾くNHKのオスプレイ報道 」

『週刊新潮』 2012年8月2日号 日本ルネッサンス 第520回 7月23日月曜日のNHK『ニュースウオッチ9』(以下、「9」)の米軍の新型輸送機オスプレイ報道はひどい内容だった。キャスターの大越健介氏の報道人としての見識を疑い、「9」そのものが、報道番組であることをやめてNHKの主張を展開する場へと変質したのではないかと感じた。 「9」の報道は、午前5時すぎの海上でオスプレイ積載の貨物船…

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